マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

ひとり静まること

2009-01-21 13:07:41 | 最近の読書
忙しければ忙しいほど、ひとり静まる時間は貴重なものです。
しかし、時間さえあればひとりで静まることができるかというと、そうでもありません。
ひとりで静まることの意味と価値を提示してくれている一節を今朝読みました。


「今日のパン、明日の糧」 ヘンリ・ナウエン著 聖公会出版

1月21日  たった一人の園の声

たった一人であるということは、私たちの心にとって庭のようなものです。
私たちの心は愛を切望しています。
その庭は、たった一人であることが実を結ぶことのできる場です。
(中略)
たった一人であるということは、すぐに満足を与えてくれるものではありません。
なぜなら、たった一人であることで、私たちは自分の中にある魔性や依存症、欲望、怒りの感情、そして認めて賛成してほしいという非常に大きな要求に出会うからです。
しかし、もし私たちが逃げないなら、私たちはそこで次のように言ってくださる方に出会うことでしょう。
その方はおっしゃいます。
「恐れるな。私はあなたと共にいて、闇の谷であなたを導く」と。
たった一人であることに、いつも戻るようにしようではありませんか。


心を定めて、ひとり静まる時間はとても大切ですね

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