鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

昭和30年代の鷹泊小中学校運動会で「栄えゆく・・・」と斉唱した歌の題名は文部省選定曲の「栄えゆく」だった。

2020年12月20日 | Weblog

鷹泊小中学校での昭和30年代の遠い日の思い出の番外編。

当時の運動会は、校長先生、PTA会長の挨拶に続いて「♪さーかーえーゆーくー♪」と斉唱、ラジオ体操があってから競技に入るというパターンでした。

以前このブロブで運動会の時に歌った栄えゆくについて、「式歌の思い出」として2008年2月8日に書きましたが、正確な題名はなにかというコメントを2015年12月20日にいただきましたことから、図書館へ行って調べたり、ネット検索をしたりと努力はしましたが、わからず、諦めかけていましたが、苦節十二年?いや五年?ついに先日わかりました。(偶然とはいえ、今日は12月20日。5年前の12月20日にコメントをいただいたのでした。)

名古屋文理大学紀要の加賀秀雄氏の論文中で発見しました。その論文によりますと、1930年12月7日、文部省告示第244号を以て、体育運動歌「栄えゆく」〈一力よみ子作詞〉の当選が発表され、東京音楽学校で作曲のあと翌年4月公表された。とあります。

文部省選定の「体育運動歌」で、題名は結局歌詞の最初のままで「栄えゆく」でした。

栄えゆく (一力よみ子作詞 東京音楽学校作曲)    1931年公表

 栄えゆく天つ御空の光をうけて

 集へる我等の心は躍る

 いざやわが友我等が身と魂

 鍛磨かむいざいざ共に

 皇御国の力となるまで

ずいぶん昔の曲でした。戦後すぐに作られた曲かなと思っていましたが、違いました。

 

「栄えゆく」のことを書いていて、また鷹泊小中学校時代の思い出が蘇りました。

次回もこのテーマの続きを記載する予定です。

写真は昔の鷹泊小中学校のグラウンド(昭和46年)。鷹泊小学校記念誌より一部を編成して再掲。


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