高校卒業証書授与式

2011年03月01日 | 日記
 こんにちは。昨日は、高校卒業証書授与式でした。男子ハンドボール部からは、4人のプレイヤーと1人のマネージャーを送りだしました。ご卒業おめでとうございます。この3年生が1年生として入部した当時は、人数も少なく、十分な練習ができませんでした。しかし、彼らはハンドボールが大好きであり、練習中は常に声を絶やさず、全力でプレイしていました。チームが安定してきた2年生の頃から練習試合に行く回数が増えてきました。初めの頃は、ダブルスコア以上の点差で他校に敗れていました。しかし、そこで挫けることなく、練習を積み重ねてきました。次第に練習試合で勝てるようになり、よりハンドボールが楽しくなったとの声を聞くようになりました。3年生になってからはキャプテンを中心にチームの結束がより強固なものとなり、チーム全体の力も増してきました。3年生最後の試合である愛知県選手権名南支部予選で優勝候補と同じブロックに入り、誰もが大差で負けると予想していました。それまでの公式戦の結果を見てもトリプルスコア以上の点差で敗れていました。しかし、選手は、諦めることなく、必死に練習しました。結果は、負けでしたが、点差は2点。50分全力で走りきった姿はどこのチームにも負けていません。どこへでも自信を持って送り出せる選手たちです。マネージャーも、暑い日も寒い日も毎日ボール拾い、給水ボトルの持ち運びなどをよくやってくれました。チームの雰囲気が悪い時は選手を励ましてくれました。選手のミスを、選手に代わって私に謝りに来る姿もありました。常に笑顔で振る舞い、チームを陰から支えてくれたマネージャーも忘れられません。
 4月からは新しい生活が始まります。最初は、失敗が続くこともあるでしょうが、諦めなければ道は開けます。過去は変えられませんが、未来と自分は変えられます。自分に自信を持って、今後の人生を歩んでほしいと思います。最後になりましたが、3年間、ハンドボール部男子を支えていただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。選手たちが築いた経験という財産を活かし、今後も充実した部活動を築いていきたいと思います。

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする