サイボーグ人間

アメリカでの事例が紹介されていたが、一番驚いたのが、目が全く見えなくなってしまった人が、眼から入ってくる情報を、マイクロチップで受けて、その情報を直接、脳の画像を組み立てる部分に、ケーブル（電線）で繋ぐという、正にサイボーグ人間を見てしまったことだ。

この人が、この装置を付けて、クリスマスの夜に、家に帰ったときの、感動を話していた。

暗闇しかみえないはずが、飾りつけの電球の光が、見えたというのである。

この装置を開発した人は、もう亡くなってしまって、今は光が６つしかみえないという。
でも、使用者は、かけがえのない装置だと言う。

この装置がなかったら、私には、暗闇が残るだけだから。

この言葉を聞いて、サイボーグ人間の未来は、凄いことになるだろうと思った。

日本でも、東京大学の工学部が、紹介されてた。

サイボーグスーツなるものが開発中であり、それを着用し、物を持ち上げると、普通の人間では持ち上げられない重量のものでも、楽々と持ち上げることが出来る。

驚きである。

私は難病で、外出する時は、車椅子である。室内は壁伝いに歩いている。

私のような、歩行困難な者でも、歩くことが可能なサイボーグスーツは、出来ないものか？