至福のマッサージの時間

　私は毎週土曜日にマッサージ治療を受けている。お昼過ぎに自宅に先生が来て、マッサージをしてくれる。私はその先生と話をするのが楽しみである。今日もいろいろと話した。私は閉所恐怖症で狭いところに閉じ込められると、息苦しくなり発狂しそうになる。私は神経難病である脊髄小脳変性症である。そのため診断するために、脳の断層写真が必要になる。ＭＲＩという、数十億円もする、高度な診断装置があるのだが、私は、そのＭＲＩ技師と喧嘩してしまったことを、マッサ－ジの先生に話した。ＭＲＩ診断装置で脳の断層写真をとるには、頭を筒の中にすっぽりと挿入しなければならない。私はそれに耐えられないのである。目の前に筒が迫ると、息苦しくなり発狂しそうになる。「何かあったときには、このボタンを押してください」。と最初にＭＲＩ技師に言われたのにもかかわらず、連呼してもなかなか来てくれない。発狂しそうになった私は目の前のＭＲＩ技師と喧嘩していた。マッサージの先生も閉所恐怖症らしい。首の断層写真を撮ってもらうときに、最新式のＭＲＩ装置で撮ったという。最新式は筒の中に入らなくてもいいらしい。今度パンフレットを持って来てあげると言ってくれた。
英国式足裏マッサージを僕も味わってみたい。
僕も心地よいマッサージに たっぷり癒されました。
顔のオイルマッサージ、僕もして欲しい。