せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

14年目の1.17

2009年01月17日 | 
今年も阪神大震災があって14回目の1.17です。

14年も経つと、もう中高生でも知らない(覚えていない)子供たちばかりになってきているそうですね。

そらそうだ。



でも、
この震災で起きたこと、風化させてはいけないと思います。


思い出したくない人もいっぱいいるでしょう。


ボクは県外の人間だし、神戸の人の気持ちが分かるとは言わないし、分からないと言われても仕方ないと思っています。

いまだ、
怖くてトイレやお風呂の扉を閉められない人もいるって聞きますし。


記憶が新しく、また鮮烈な衝撃なだけに、口を閉ざしてしまっている方もいらっしゃると思います。


でも
やはり神戸の町で何が起こったのか。
たくさんの人が死に、町が壊れた現実。


これからのためにも、語り継いでいくべきと思っています。


こうして神戸以外の人間も、神戸の町を愛する者の一人として、震災を乗り越えた神戸の町を見ていきたい。


そして
いつ訪れるか分からない”東海沖地震”のためにも、とくにこの1.17という日を忘れたくない。

一年に一回の戒めとして、考えて生きたい。


そう思うばかりです。




昨今

自殺だの通り魔だのと、なんだか人間が勝手に命を絶ってしまう。

そんなニュースが多すぎます。



地震で犠牲になった人は、何も悪いことをしていない。

前の日までは普通に過ごしていた人ばかり。


犠牲になった人たちの無念を考えると、とても命を軽視できない。

ましてや、もてあそぶことなんて出来ない。


死を免れた方もまた、家を失い、仲間を失い、、
インフラが絶たれ、それこそ生きた心地を感じずに日々をすごした方も多いはず。


生きていることのありがたさ。


当たり前のように寝食できることのありがたさ。


そういうものを感じてしまう。




天災は避けられない。


でも、
生きることの大切さ。


この世に生まれてきた意味。



すべての人にあると思う。




被災された方には、これからもすばらしい人生を歩んでほしいし、これからもあるかもしれない大災害に、ボクらも含めてすべての人が強く心に構えて生きていきたい。


そのためにも、この日を忘れない。

亡くなられた方、未だに苦しんでいる方を祈りたい。


語り継いでいきたい。


14回めの1.17です。





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