先月、日刊ドラゴンズ(爆)に、
育成選手の成長も目立った原巨人と、その背景にあるイースタンリーグとウエスタンリーグの試合事情が紹介されておりました。
NPBのファームチームは12球団が東西に分かれており、
<イースタンリーグ>
巨人
ヤクルト
日ハム
楽天
西武
湘南(横浜)
ロッテ
<ウエスタンリーグ>
中日
阪神
広島
オリックス
ソフトバンク
近鉄が消滅し楽天が誕生したことで、かつては6球団ずつ東西できれいに分かれていたファームリーグですが、いまは不均衡が生じています。
さらに
楽天が唯一、地元宮城(山形)を本拠にしているものの、日ハムが札幌移転後も千葉県・鎌ヶ谷を拠点にしているため、イースタンは首都圏を中心に試合を展開できるため、遠征の手間がウエスタンより少なくて済んでいる利点があります。
そして、
その点を利用し、イースタン所属球団は育成選手や若手選手を中心に組んだ混成チームを新たに作り出し、リーグに組み込んだり、独自の試合を展開しております。
ウエスタンは、
5球団で2カードしか組めないうえ移動もあるため、試合数の減少や拘束時間(ロス)があるという現状。
よって、選手の経験値に差が生じてきているというお話です。
そらそーだ
イースタン108試合
ウエスタン96試合
ウエスタンで一番打席に立っているのがBsの長田で356打席。
中日ファームで一番打席に立っている良太で326打席。
(公式戦の成績)
それに比べ、
巨人の育成選手は600打席近く立っている選手もいるらしい。。
ウエスタンでは練習試合(交流戦)でも年間に何十試合もあるわけではないので、せいぜいよく出ている選手でも、あと100打席積まれるかどうか。。。
また
たとえば中日や阪神は、ウエスタン内でも群を抜いてファームが強いチームです。
ファームですら層が厚く、ベテランや1軍クラスの選手が混じることも多いため、育成選手やルーキー選手の出番が少なくなる点も、今後の若手選手の育成と言う観点からはデメリットだったりします。
オチアイ流の戦力構想なら、
1軍レベルで通用する、活きのいい選手が随時送り込まれればいいのでしょうが、今年の育成選手である加藤選手、小林高選手の記録を見ても、ルーキーや育成選手にはファームで既に壁が大きい現状となっており、いまドラゴンズのファームでも高齢化と、起用法に疑問を呈す常連ファンの方も少なくありません。
来年はウエスタンの試合数が増えると言う話もあるようですが、抜本的に改革することはできないものだろうか??
そこにきて、中日も下部組織の編成、育成選手の拡大をはかっているよう
3軍構想、試合増で実戦経験積ませる
デラロサ、ブランコとドミニカの冬季リーグで人材発掘に実績と自信を持ちつつある中日も、育成構想を立ち上げてきましたね。
西日本でも、ウエスタンを中心に選手育成の声が高まる予感があるわけです。
独立リーグも巻き込んだファーム選手権の構想があっても良いんでないかなぁ~~。
いままででも、独立リーグや社会人チームとの交流戦は非公式で行なわれておりますが、とくに西日本には独立リーグが集中しています。
関西を筆頭に、
財政難と戦力ダウンが懸念されているのですが、チームもあって、地域にまんべんなく分かれていて、やはり野球王国として根ざしたい意欲があるから、このようにチームが組まれてリーグが出来たのだと思います。
この機会は、プロが足並みを合わせて生かしていけばと思うんですよね。
たとえば、
育成選手、プロ3年未満の若手選手から選抜されたチームと、独立リーグとの交流戦。
トーナメント等のカップ戦。
これはリーグ全体としての動きで、地域別には
<中部>
中日
三重
和歌山
<関西>
阪神
オリックス
神戸
明石
大阪
もう一つできると言われるJFLチーム
韓国チーム
徳島
香川
<中四国、九州>
広島
ソフトバンク
高知
愛媛
福岡
長崎
あたりに分けて、近いエリア同士で交流戦を行う。
独立リーグ球団はいずれかのNPBのチームと一定数の試合を行なって、そこの成績で優勝を争う。
独立リーグ球団は、相手は不均等ながらもNPBに挑戦し、優勝を争えるとなれば、目標も出来て戦力の底上げにならないかなぁと。
中部はBC球団が入ってきても当然いいでしょうし、エリアを外れたチーム同士の対戦があっても、それも良いと思います。
とにかく
問題もあると思うけど、方法や手段はいくらでもあると思います。
独立リーグとの交流戦では、双方の間を取るような地域の地方球場で開催したり、バス限定で遠征をして両チームの負担を減らす。
イースタンは首都圏開催なので、ほぼバス移動で日帰りできるのは、たしかに利点です。
しかし!
その一方で、首都圏の渋滞に必ず引っかかるため、じつはバス移動も楽ではないのも事実。
渋滞を乗り越えて2~3時間かけて移動しているカードがあるのも事実なんです。
それに
イースタンの育成選手は、たとえ巨人であっても使用している車は軽のバン。
これ、
ほんとうなんです!!
その点でいけば、
西日本は比較的都市部の渋滞の影響も少ない。
同じ2~3時間の所要時間で、近隣地域や2~3県の越境は決して苦じゃないと思うんです。
こういうことでもやっていかないと、
野球レベルの底上げ、ファームの選手の出場機会、ならびにNPBの育成選手の”すそ野”という意味でも伸びてこないと思いますけどね。
それに
NPBとの交流戦は、独立リーグで持たせていけば、少しは収入になるんではないでしょうか。
と、
ちょっと上から目線な意見ですがね。。。
でもね~~
独立リーグの選手って、リスクなんですよぉ。
独立リーグからは、NPB目指して励んでもらいたい。
そして、NPB選手もまた受け入れ態勢を作って自分のチームを繁栄させなければいけない。
選手育成の構造改革を。
↓↓高松ファイブアローズを応援しよう!!↓↓
育成選手の成長も目立った原巨人と、その背景にあるイースタンリーグとウエスタンリーグの試合事情が紹介されておりました。
NPBのファームチームは12球団が東西に分かれており、
<イースタンリーグ>
巨人
ヤクルト
日ハム
楽天
西武
湘南(横浜)
ロッテ
<ウエスタンリーグ>
中日
阪神
広島
オリックス
ソフトバンク
近鉄が消滅し楽天が誕生したことで、かつては6球団ずつ東西できれいに分かれていたファームリーグですが、いまは不均衡が生じています。
さらに
楽天が唯一、地元宮城(山形)を本拠にしているものの、日ハムが札幌移転後も千葉県・鎌ヶ谷を拠点にしているため、イースタンは首都圏を中心に試合を展開できるため、遠征の手間がウエスタンより少なくて済んでいる利点があります。
そして、
その点を利用し、イースタン所属球団は育成選手や若手選手を中心に組んだ混成チームを新たに作り出し、リーグに組み込んだり、独自の試合を展開しております。
ウエスタンは、
5球団で2カードしか組めないうえ移動もあるため、試合数の減少や拘束時間(ロス)があるという現状。
よって、選手の経験値に差が生じてきているというお話です。
そらそーだ
イースタン108試合
ウエスタン96試合
ウエスタンで一番打席に立っているのがBsの長田で356打席。
中日ファームで一番打席に立っている良太で326打席。
(公式戦の成績)
それに比べ、
巨人の育成選手は600打席近く立っている選手もいるらしい。。
ウエスタンでは練習試合(交流戦)でも年間に何十試合もあるわけではないので、せいぜいよく出ている選手でも、あと100打席積まれるかどうか。。。
また
たとえば中日や阪神は、ウエスタン内でも群を抜いてファームが強いチームです。
ファームですら層が厚く、ベテランや1軍クラスの選手が混じることも多いため、育成選手やルーキー選手の出番が少なくなる点も、今後の若手選手の育成と言う観点からはデメリットだったりします。
オチアイ流の戦力構想なら、
1軍レベルで通用する、活きのいい選手が随時送り込まれればいいのでしょうが、今年の育成選手である加藤選手、小林高選手の記録を見ても、ルーキーや育成選手にはファームで既に壁が大きい現状となっており、いまドラゴンズのファームでも高齢化と、起用法に疑問を呈す常連ファンの方も少なくありません。
来年はウエスタンの試合数が増えると言う話もあるようですが、抜本的に改革することはできないものだろうか??
そこにきて、中日も下部組織の編成、育成選手の拡大をはかっているよう
3軍構想、試合増で実戦経験積ませる
デラロサ、ブランコとドミニカの冬季リーグで人材発掘に実績と自信を持ちつつある中日も、育成構想を立ち上げてきましたね。
西日本でも、ウエスタンを中心に選手育成の声が高まる予感があるわけです。
独立リーグも巻き込んだファーム選手権の構想があっても良いんでないかなぁ~~。
いままででも、独立リーグや社会人チームとの交流戦は非公式で行なわれておりますが、とくに西日本には独立リーグが集中しています。
関西を筆頭に、
財政難と戦力ダウンが懸念されているのですが、チームもあって、地域にまんべんなく分かれていて、やはり野球王国として根ざしたい意欲があるから、このようにチームが組まれてリーグが出来たのだと思います。
この機会は、プロが足並みを合わせて生かしていけばと思うんですよね。
たとえば、
育成選手、プロ3年未満の若手選手から選抜されたチームと、独立リーグとの交流戦。
トーナメント等のカップ戦。
これはリーグ全体としての動きで、地域別には
<中部>
中日
三重
和歌山
<関西>
阪神
オリックス
神戸
明石
大阪
もう一つできると言われるJFLチーム
韓国チーム
徳島
香川
<中四国、九州>
広島
ソフトバンク
高知
愛媛
福岡
長崎
あたりに分けて、近いエリア同士で交流戦を行う。
独立リーグ球団はいずれかのNPBのチームと一定数の試合を行なって、そこの成績で優勝を争う。
独立リーグ球団は、相手は不均等ながらもNPBに挑戦し、優勝を争えるとなれば、目標も出来て戦力の底上げにならないかなぁと。
中部はBC球団が入ってきても当然いいでしょうし、エリアを外れたチーム同士の対戦があっても、それも良いと思います。
とにかく
問題もあると思うけど、方法や手段はいくらでもあると思います。
独立リーグとの交流戦では、双方の間を取るような地域の地方球場で開催したり、バス限定で遠征をして両チームの負担を減らす。
イースタンは首都圏開催なので、ほぼバス移動で日帰りできるのは、たしかに利点です。
しかし!
その一方で、首都圏の渋滞に必ず引っかかるため、じつはバス移動も楽ではないのも事実。
渋滞を乗り越えて2~3時間かけて移動しているカードがあるのも事実なんです。
それに
イースタンの育成選手は、たとえ巨人であっても使用している車は軽のバン。
これ、
ほんとうなんです!!
その点でいけば、
西日本は比較的都市部の渋滞の影響も少ない。
同じ2~3時間の所要時間で、近隣地域や2~3県の越境は決して苦じゃないと思うんです。
こういうことでもやっていかないと、
野球レベルの底上げ、ファームの選手の出場機会、ならびにNPBの育成選手の”すそ野”という意味でも伸びてこないと思いますけどね。
それに
NPBとの交流戦は、独立リーグで持たせていけば、少しは収入になるんではないでしょうか。
と、
ちょっと上から目線な意見ですがね。。。
でもね~~
独立リーグの選手って、リスクなんですよぉ。
独立リーグからは、NPB目指して励んでもらいたい。
そして、NPB選手もまた受け入れ態勢を作って自分のチームを繁栄させなければいけない。
選手育成の構造改革を。
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