せいかつ創庫

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穴吹工務店、高松のスポンサー撤退

2009年05月28日 | 高松ファイブアローズ

穴吹工務店、bj高松と広告契約せず-四国新聞社

穴吹工務店、bjスポンサー撤退-NIKKEI


穴吹の業績悪化はすでに報道されていますし、野球でもサーパスの撤退をしました。



野球については、
オリックスのオフィシャルスポンサーも降りていますし、札幌、宮城、千葉といろいろな球場に看板を出していましたが、今年からかなり減りました。


ウワサはされていました。
高松の球団自身も、チームの成績とは比例せず、入場客の伸び悩みに苦闘しておりました。


これは、
チーム立て直しの”転機”と受け止めて、頑張ってほしいと思います。


bjの運営資金は2~3億と言われています。
それでも、ほかのプロスポーツと思えば、かなりお安く運営が出来ると思います。
選手の年俸や、運営もコスト抑えていますからね。


それでも
バスケはまだまだマイナーなスポーツだし、JBLと思えば、やはりコスト安の面と、”独立リーグ”であるという風当たりもあって、どこも苦戦している現状です。


高松は穴吹で持っていました。

もともと穴吹が立ち上げたチームですし、サーパス同様、穴吹社長の情熱がかなり注がれていたチームで、運営は安定していると思っていました。


実際そうでしょう。
穴吹は高松では優良企業ですし、それで知名度、メディアや地域財界への影響力もありました。


それが一変した昨今の不況。
あらためて恐ろしい時代と痛感しています。



胸スポンサーがなくなるのはやはり大きな痛手。
でも、bjではほかにもそんなチームはあります。



今年優勝した琉球もそうです。
どこも厳しい中、運営しています。


でも、

☆ご当地出身の生え抜き選手をプッシュ

☆小口スポンサーを募る

など、
地域密着に撤し、本拠地の地域社会に根付く努力をしています。
滋賀なんかも、ナマで見てそう感じましたね。


高松は、穴吹のネームバリューから、本来の”ファイブアローズ”の魅力でバスケ熱を高めていってほしい。


経費の削減方法もいろいろあると思いますし。
なにしろ、

お客さんに最高のバスケを見せる!
お客さんに楽しんでもらう!!

という、本質だけは見間違えのないように前向きに取り組んでほしい。。



「高松は田舎だから、発想が貧困、根付かない、体力のある支援がない、、、」


と言っていた人もいましたが、それは関係ないと思う。
むしろ、
小さな町の方が団結力はあるし、一極集中できるし、日本全体で見れば距離的なビハインドもなくなってきている。

それに
いままで栄えていなかった地域ほど、反響(期待)度は未知数でおもしろい。


野球でいえば日本ハム、
サッカーで言えば山形など、
盛り上がっている例もある。


ボクの周りのブースター仲間だけでも、有意義な意見が飛び交っていたりする。

チームとファンの距離が近い分、そういう生きた声もよく響くと思うし、周りを見回してビジネスチャンスを掘り起こすのも球団の課題。


地域性、チームの良さ。

いろんなものをあらためて見直して、取り組んでほしいです。



穴吹さんには、
サーパスもしかり、スポーツ振興。
プロスポーツ支援という意味では、とても感謝している。

サーパスは新しい(ファームという)マイナースポーツの意義を見せてくれたし、バスケでは高松を立ち上げてくれた。

この穴吹さんの功績を守る意味でも、高松ファイブアローズの支援、応援を続けていきたいなぁ。
サーパスもなくなって、アローズまでピンチになったら、ボクが傾けた情熱はなんだったのか??

と、自信なくしちゃう。。。



親会社がいなくなってピンチではあるが、チャンスも与えられたと思って、頑張ってほしい!

ここで乗り切ることが出来たら、逆に大きな躍進につながる体力をつけることが出来ると思います。



これは
国内プロスポーツ繁栄の大きなキーにもなってきます。

体力のある、情熱のある球団経営。
NPBも忘れかけ、そしていままた見直されつつある部分。


どんな業界も一緒ですよね。

こういうときこそ、体力なり情熱なり、、、知恵なり判断力なり、、

本質を捉え、自身の売り物に自信を持って、強い思いでアピールできる企業が残っていくのでしょう。




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