せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

負けられない試合!#2

2009年05月03日 | 高松ファイブアローズ
昨日の初戦を落とした高松ですが、今日勝ってイーブンならば、延長のプレーオフ。

体制を立て直してくれれば十分可能性のある試合です。


まさしく"Believe"

いや、
絶対やってくれると期待をして、選手と一緒に闘いました。



試合にあまりにも目が離せず、応援も休みなく繰り広げて盛り上げていたので、試合の写真をほとんど撮っていません。



せめてご紹介すると、#18マット・ギャリソン
彼も”優勝”を請け負って強豪新潟からやってきた、bjのベテラン。




逆に、
膝に爆弾を抱え、JBLを追われ高松にやてきたのが#41高田秀一
新天地でチャンスをえて、ココまでやってきました。


胸はって駆け回ってほしい!!





ほんっとに写真が無いんです!


ゴメンナサイ。。



試合は昨日とはまったくの別物!

ボールは奪える。
面白いくらいに得点が入る入る!!



大阪 64 × 88 高松


なにしろ、
大阪で売り出し中の#7今野翔太を 5得点に抑えたと言うのも大きいのではないでしょうか?






30分のインターバルをはさみ、サドンデスの第3戦が行われました。






スタンドは昨日以上に高松ブースターが集まり、第一試合の盛り上がりもあって、
その熱気、声援はホーム大阪のブースターもうならせるパワーをもたらしました。



この”信じる力”が後押しをして、負けない訳が無い!!

と、望んだ第3戦でしたが、、、






大阪 31 × 17 高松



5分ハーフの短期決戦。
時間の短さのおそろしさ。。。




先制したもん勝ちと思いました。

先制を許し、ペースを取り返すこと無く、点差がじわじわと離されていく。。。



戦意が喪失しつつある自分と、
負けちゃイケないという、何やら震え(おびえ?)にも似た、振り絞っていると実感できる最後の”希望”の念と、、、

おり混じって身体がすごく重くなりながら、、、
ファウルをとったり、点が入るたびに高まる大阪の歓声を聞くと、さらに自分に押しつぶされそうな何かも感じ、、、



この重圧はナンだ?


コート上の選手は、いつもこんな不安と気力のせめぎあうなかで自分をコントロールしてプレーにのぞんでいるのか!?


いろんなスポーツをみて、野球なんかもたいがい応援してきていますが、、
これほどのジレンマを感じたことは初めてでした。。


まさに、すべてのブースターが選手とともに闘ったセミファイナルでした。




リーチも、最後まで一緒に闘ってくれたのでしょうか。


そう
ここまで試合に集中し、情熱をもって、自信も不安も感じながら”勝ちたい”と思って応援できた試合は、しばらくありませんでした。


ロッテを見、サーパスを応援して、いろんな試合を見てきましたが、


自分の気持ちがどこか冷めているのか?

自分の見る目がおごりかたぶって、目が曇っているのじゃないのか??



スポーツを応援する自分の姿勢をたまに問いただしてしまうような気持ちってあったのですが、高松の、このセミファイナルは違いました。

選手、チーム、そしてブースターの”向上心”を感じて、しかもそれがひとつになるのを実感できたからだと思います。


アローズの応援でいろんな仲間も出来ましたし、その仲間が一同に会し、すべての人の”すごい力”を自分も感じました。


勇気を感動を、みんなで作った一戦。


悔し涙も出ましたが、みんなで頑張った達成感にも感極まるものがありました。



”負けた”現実はあります。


これで2年連続だし、プロなんだから、これで”よかった”とは言えません。。


が、
試合の結果だけじゃない!すばらしいものを見せてもらうことが出来ました。


一緒にその場にいられたことに感謝です。



ブースターの中では、決してバスケにも詳しい訳じゃありません。

応援だって、場数を踏んでいる訳でもありません。


高松だって、大阪だって遠征になる自分は、高松も年一回いければ十分なモンでした。
それでも、滋賀、大阪の試合はせめて盛り上げたいとばかりに、応援に駆けつけました。

とはいえ、試合数は知れていますよね。



ゆえに、今シーズン開幕の時点ではアローズ仲間なんて、Bさんとだんはんくらいものもでしたが、、、


今日!
ボクに勇気をくれたブースター仲間はその何倍にも膨らみました。

2階で応援するブースターを連携して応援をリードする場に加えてもらうことまでさせてもらいました。


野球の応援団をやっていたから、自分には基礎があるのかもしれません。
それでも、ファン同士の心をつかみ、応援ひとつにし、それを支えていくのって、技術じゃない”人の力”がいるものです。

高松のブースターのみなさんの強くて温かい心が、ボクを素晴らしい試合に参加させてくれました。


すべての人に、感謝です。


また来年、
チームはどう変わり、来年はどんな試合が繰り広げられるか分かりませんが、、、
高松の人たちの勇気のために、bjの灯を消さないために、

そして、最高の試合をみんなで作り上げるために、、、

また来年も応援をさせて頂きます。




最後に出待ちで選手を迎えたブースターも、みながイイ顔をして選手を見送っていたと思います。


前を向いて、この週末の感動と、また皆で盛り上がれる日を励みに、頑張っていきましょう。


長くて短いシーズン、皆さんお疲れさまでした。