いま、NHK朝の連続テレビ小説はマナカナが主演の
「だんだん」。
視聴率の伸び悩みが指摘されていますが、京都、祇園の町並みと、父親役でシブい吉田栄作が見られるのは新鮮で貴重な気がしています。
物語は、マナカナが生き別れた双子という設定で、京都の舞妓になった「のぞみ」と、松江で高校生だった「めぐみ」が京都で再会し、いろいろと物語を繰り広げていくという話。
彼女たちの駆け抜けるような日々と、それをとりまく人々もさまざまな生き方を歩み、もうすぐドラマも最終回ですかね。
ただ、
今日は、物語のお話じゃありません。
「めぐみ」の話す言葉が、島根県、松江の”方言”。
タイトルの「だんだん」も、松江の方言で「ありがとう」という意味なんだそうだが、、、
「~だから」 ⇒ 「~だで」
「~じゃないか」 ⇒ 「~だが」
「~しなさい」 ⇒ 「~しやぁ」
なんかですね、、、
名古屋弁に繋がるような語句がたくさん出てくるんですよ!!
「~だけん」
と、
中国地方を思わせる方言も出てくるんですが、名古屋弁との共通点。
「そげだげな」 ⇒ 「そげ」中国、九州の言葉(⇒そう)
「だげな」名古屋弁にもあります(⇒だそうだ)。
なんてあわせ技な言葉も。。。
これは偶然なのか?
考察してみよう。
勝手に新説!!
島根県、松江のお城
ここは、日本で12個の現存するお城のひとつ。
一度は行ってみたいと思う場所ですが、、、
江戸時代、最初に城主となったのがこの「堀尾吉晴」
↑は大河ドラマ「功名が辻」で生瀬勝久が出演したのものですが、、
山内一豊の古くからの戦友で、ずっと一緒に豊臣家につかえてきた人。
山内一豊は尾張の国。
堀尾家も尾張の国。。。いまの愛知県大口町の出身なんです。
話は変わりますが、、、
以前、ロッテ時代の盟友
SOUL TEEどのが名古屋に来た時に興味深い話を聞いた。
「福山って、お殿様が三河の国の出だから、意外と方言が愛知(三河)地方の言葉に似てるみたいなんですよ」
そう言われてからかもしれないが、たしかにイントネーションとか似ているかも。。
SOUL TEEの故郷は厳密には岡山県なのだが、広島の福山に近い方。
福山城の江戸時代の開祖は、三河国いまの刈谷出身の水野勝成。
なるほどぉ・・・!!
江戸時代に入り、泰平の世で江戸時代の開祖となるお殿様が、町づくりや政治、文化に大きな影響をもたらしている可能性は高く、それは町民や農民など、支配下階級の人にも大きく広まったことでしょう。
まぁ
根拠のない仮説なんですが、、、
松江、福山、
名古屋からは遠く離れた地方都市ではあるが、文化が根底で繋がっている………かもしれない!!
こんなことを考え、想像や分析を楽しむのも、歴史の醍醐味ではないでしょうか。
「だんだん」
は、名古屋では言わんけどなぁ(笑)。
しかも
松江でも、そんなに言わないらしいですね。
語尾にオマケでつけたりすることはあるらしいけど・・・
まぁ
おそらく、ほかの言葉も含めて、大げさに発している部分はあるでしょう。
名古屋人だって、そんなにミャ―ミャー言っとらせんっ(笑)!!
ありません?
慣れない俳優さんが、自分の地域の方言を大げさに発して喋ってると、見てるこっちがむずがゆくなるような衝動。