せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

城攻め

2007年02月09日 | 旅・歴史探索
今日は、常滑方面の営業に行ってきました。
いつもとはちょっとイレギュラーに予定を入れて行ってきたのですが、ちょっと市場拡大のチャンスがきていて、勝負の見積りを持っての訪問。

ちょっとアウェーだった空気を、頑張って追い風に持ち込めたので。
もともと厳しいお客さんなんですけど。

なので、果たして城を取ることができるか…??
は、分からないのですが。

午後はそのお客さん所だけ行って、中途半端に時間が空いたので、
帰り道に寄り道をしました。


常滑の大野城跡
以前から行ってみたかった、もうひとつの”城取り”です。

”とても景色がいいよ”

と、聞いていたのですが、大野海岸に近い常滑の北部。
海からは2キロほど離れた丘陵地にありました。


城跡は公園になっており、模擬天守が立ってます。
周囲は住宅地なんですけど、天守の存在感はバッチリですよね。


なるほど!
素晴らしい景色である!!


って、今日はあいにくの曇り空。
視界はちっとも良くなかったのですが、伊勢湾を180度見渡せる素晴らしいロケーションでした。

お城は、軍事的、政治的にも最高のモノが求められている。
ゆえに、当時の戦略であり、知恵でありがふんだんに盛り込まれている。

戦国時代には、大野水軍と言われる伊勢湾と西知多の海を広く支配していた佐治氏の居城。
同じ景色を見て、知多の海に込めた佐治氏の大きな期待と野望を伺えました。

これで、天気がよければなぁー!!
もっと感動するだろうにー。


裏手に回っても、しっかりと見渡す事ができる!!


さらに、丘陵を利用した空掘りの跡。
途中の公園には土塁の跡も伺え、なかなか見ごたえのあるお城でした。

んなわけで、
大野城の”城取り”に成功したことで、今後の仕事の成功と、”また来るぞ!”という気持ちを胸に秘め、後にしました。


お城登るまでは、ちょっとドキドキ感と、不安と、があったんです。
大野城も、小さいながらも立派な天守があり、その存在感にはやはりドキッとさせられるものがある。
さらに、仕事の緊張感と不安感も残っていたのでしょうね。

それが、まさしく”城取り”をして、力がわいてきた気がしました。
なんだか、また頑張れる気がします。
ボクの城取りは、今日提出した見積もりと、他社の見積もりのガチンコ勝負。
結果は後日ってことで、まだまだ城攻めはこれから。

今日の達成感は、なんか縁起もいいですよね。ツイてると思いたい。


おまけの写っ


城攻め当時、午後4時15分(笑)。
なんて帰り道に、カギを持って施錠に来たオジサンとすれ違う。

閉まってなくてよかった!!
これもラッキーでしたね。