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「予定説」「天職」「ユダヤ人」が資本主義を生んだ

2022年12月01日 | 宗教
🌸資本主義を生んだのはプロテスタンティズムではない2

⛳カルヴアンの「予定説」

 ☆カルヴァンはルターと異なり、神の絶対性を強調した
 *『聖書』を最高の権威として、厳格な信仰生活を送ることを求めた
 *神は現実の世界をはるかに超越した全能の力を有しているとした
 ☆カトリックでは、ローマ教皇が神の代理人の働きを果たすことで
 *神は遠くに遠ざけられ、現実世界に影響をおよぼさない存在になった
 *その後、次第に聖母マリアヘの信仰が起こる
 ☆神が絶対であれば、人間は本来救われているはず
 *人間は、神が遠くにいるため、自分が救われているかがわからず
 *ジレンマを抱えることになる
 ☆この救済をカルヴァンが述べた「予定説」
 *人間が救われるか否かは神によってあらかじめ決まっている
 *善行や努力とは無関係とした
 *これですと自堕落な生活を送る者も出てくることになる
 ☆この堕落を防ぐものとして
 *ヴェーバーが重視したのが、ルターが説いた「天職」

⛳ルターの「天職」
 ☆ルターは、神から与えられた使命としての仕事が天職とした
 *天職に没頭することで、禁欲的な生活を送ることができると説いた
 *禁欲的に働けば働くほど豊かになる
 *豊かさは神に認められた証ということになります
 *労働に対する意欲がある者は救われる地位にあるとした
 *反対に救われない者は怠惰であるとした
 ☆ルターの段階では世俗内的禁欲を生み出すまでには至らず
 ☆カルヴァン派やピューリタン(清教徒)において発展した
 (ピューリタンとは、イギリスにおけるカルヴァン派の呼称)
 *世俗の生活をしながら禁欲を実践し贅沢や享楽から身を遠ざけた
 ☆カルヴァン派やピューリタンの天職観念や禁欲生活
 *資本主義的な生活を推進させたことを、ヴェーバーは強調した
 ☆彼らはいくら儲かっても、それを享楽に使わず投資に回した
 *これが、資本主義の形成に影響を及ぼしたとヴエーバーは考えた

ユダヤ人起源説を取ったゾンバルト
 ☆ヴェーバーの主張には発表当初から批判が寄せられた
 ☆キリスト教は利子を禁上し、商業や金融に関して批判的
 ☆キリスト教徒ではないユダヤ人
 *そのような規制から自由なので、営利活動に邁進した
 *金融においては批判されながらも利子を取っていた
 ☆ゾンバルトは、これらユダヤ人の現実肯定的な姿勢に
 *資本主義の萌芽を感じ取り
 *オランダやイギリスで資本主義が勃興したのは
 *ユダヤ人の流入が原因であると主張した
 ☆最近ゾンバルトの再評価の気運が高まっている
                     (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』




「予定説」「天職」「ユダヤ人」が資本主義を生んだ
(ネットより画像引用)

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