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哲学書6(『資本論』&『プロテスタンティズムと資本主義の精神』)

2020年12月31日 | 哲学
🌸哲学書6(『資本論』&『プロテスタンティズムと資本主義の精神』)

⛳『資本論』の概論(著者マルクス)
 ☆資本主義の矛盾に対して平等な社会を築することを唱えた
 ☆マルクスの考えは社会主義
 *「労働価値説」(人間がつぎ込んだ労働の量で、商品の価値が決まる)
 *「労働価値説」を前提に、資本主義のメカニズムが論じられてる
 ☆例、工場では資本家が生産手段を提供する
 *労働者はそれを使って商品を生み出し、賃金を受け取る
 *必要な労働力は、設備投資での生産性向上でどんどん減少する
 *労働者は、結果として賃金が減らされる
 *資本家余分の生産の利益を自分のものにする
 *いわば労働力を「搾取」されている
 ☆労働という行為が、主体的から強制的に変化する
 *ますます嫌なものになっていく
 *この状態を労働から「疎外」されるという
 *次に労働そのものも単に資本家の命令の下
 *分業させられるだけで、労働からも遠ざけられてしまう

🐬『資本論』でマルクスの訴えること
 ☆この状況を抜け出すためには
 *そんな疎外状況を克服して、新たな社会を築くのが必要
 ☆マルクスの主張
 *革命を起こし、生産手段を労働者みんなの共有にする必要がある
 *生産したものはみんなで分けるという経済システムを導入が必要
 ☆マルクスの思想が今なお色あせないのは
 *私たちの多くが、資本主義社会を生きなが
 *その矛盾に抗おうとしているからであるからなのでは

⛳『プロテスタンティズムと資本主義の精神』の概要
 ☆著者、ウェーバー
 ☆西洋における資本主義の発展
 *資本主義発展は、プロテスタンテイズムの禁欲的な生活態度の産物
 ☆ウェーバーの分析
 *人はできるだけ多くの報酬を得ようと願うものではない
 *習慣としてきた生活を続け、必要なものを手に入れることを願うだけ
 ☆何が近代資本主義をもたらしたか
 *プロテスタントの一部の宗派の予定説に着目
 (予定説とは、救済されるかどうかは予め神によって決めらる考え方)
 *人々は自分が救済されるかどうか不安にかられる
 *人々は、神によって与えられた仕事に邁進する
 *人々は、救済されるはずだという確信を深めようとした
 *勤勉さによって利潤が生じる
 ☆プロテスタンテイズムの禁欲が節約する対象になる

🐬著者ウェーバーが述べる資本主義の蓄積
 ☆欲ではなく逆に禁欲の帰結として資本が蓄積された結果
 *近代資本主義が形成されていった
 *プロテスタンテイズムの倫理が、資本主義の形成をもたらした
 ☆営利欲が、商業活動を活性化し資本主義がもたらされる通説
 *否定された
 ☆逆説的ともいえる彼の理論
 *暴走する現代の資本主義を考えるうえで、示唆を与えている
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』








哲学書6(『資本論』&『プロテスタンティズムと資本主義の精神』)
(ネットより画像引用)

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