🌸人種と大陸系統2
『もっと言ってはいけない』
☆カテゴリーから個人の性質や行動を予測することはできないが
*「人種というカテゴリー」には意味がある
☆人種概念は「社会的構築物」である
*科学的(遺伝学的)になんらかの意味がある
☆アクア説では、チンパンジーの祖先と枝分かれしたあと
*人類の祖先は樹上生活から水生生活に移行したとする説だ
⛳犬種を論じるのはイヌ差別か
☆身長や体重が一人ひとり生得的に異なるのと同様
*知能や性格などの″こころ″も遺伝の強い影響を受けている
*それを行動遺伝学は膨大な証拠とともに示した
☆リベラルな知識人も、「遺伝決定論」「ナチスの優生学」という
*ステレオタイプな批判を浴びせるだけでは対抗できなくなった
☆彼らは、身体的な特徴、脳の生理学的な特徴が遺伝することを認めつつ
*それを「人種」にまで拡大することはできないと主張するようになった
☆人種主義に反対する「リベラル」の定説
☆人種主義に反対する「リベラル」の定説
*異なる人種のあいだの遺伝的なちがいよりも
*同じ人種のなかでの遺伝的なばらつきの方がはるかに大きい
*ヒトの遺伝的変異の85%は集団の内部で見ら
*集団間の差異は15%にすぎない
*集団(人種)の遺伝的なちがいを強調するのは科学的に意味がないとする
☆イヌの遺伝的変異の分布を調べると
☆イヌの遺伝的変異の分布を調べると
*遺伝的なちがいの70%は品種内で見られ
*品種間の差異は30%にすぎない
*ドーベルマンとチワワの犬種のちがいを語るのは
*非科学的だと愛大家なら誰でも知っている
*イヌの気質は犬種によって大きく異なる
☆ヒトには共通の本性があるが、人種によって気質は異なる
*人物のDNAから、どのカテゴリーに属するかはほぼ確実にわかる
*人物のDNAから、どのカテゴリーに属するかはほぼ確実にわかる
*カテゴリーから個人の性質や行動を予測することはできない
*だから「人種というカテゴリーに意味はない」とはいえない
☆人種のちがいを否定するために、遺伝的多様性をもちだすこと
*科学ではなく政治的イデオロギーなのだ.
⛳人種は社会的構築物
☆1960年代の公民権運動以降
⛳人種は社会的構築物
☆1960年代の公民権運動以降
*アメリカでは国民を肌の色で差別することはタブーとなった
☆アメリカの白人の大半は欧州からの移民なのだから
*「ヨーロッパ系アメリカ人」でよさそうなものだが
*「ヨーロッパ中心主義=植民地主義」を連想させるので避けられた
☆アメリカの黒人の多くは
*アフリカにほとんど心情的なつながりをもっていない
*それにもかかわらず「アフリカ系」と呼ばれるのは
*新たな差別で、 「黒」であることに誇りをもとうということだ
☆中南米からの移民は「ヒスパニック」と呼ばれる
☆中南米からの移民は「ヒスパニック」と呼ばれる
*中南米からの移民は、原住民とヨーロツパ系白人、黒人奴隷の末裔
*およびその混血が複雑にからみあうようになり
*「人種」として定義できなくなった
☆この混乱に輪をかけたのは、コロンブスが新大陸をインドだと誤解し
*原住民を「インデイオ(インデイアン)」と呼んだことだ
*これは「インド人」のことだ
*彼らはコマンチ、アパツチ、ナバホなど由緒正しい部族の末裔である
☆アメリカには、いまではインドからの移民もたくさん暮らしている
*インド系アメリカ人と、アメリカン・インデイアンが使い分けられる
*肌の色・出身地域・言語とも無関係な "歴史的な呼称が「人種」になった
☆日本では「原住民」は差別語で「先住民」に言い換えとの主張がある
☆日本では「原住民」は差別語で「先住民」に言い換えとの主張がある
*「原住民」は、かつて住んでいて、いまも暮らしているひとたち
*「先住民」は「かつて住んでいたが、いまは絶減してしまったひとたち
☆人種概念が「社会的構築物」であることはまちがいない
*科学的(遺伝学的)になんの意味もないと言い切れない
⛳人類はかって水生生活していた
☆進化の歴史のなかでは、ホモ・サピエンス(現生人類)
⛳人類はかって水生生活していた
☆進化の歴史のなかでは、ホモ・サピエンス(現生人類)
*さまざまな祖先や同類がおり、700万~500万年前に
☆アフリカのどこかでチンパンジーとの共通祖先から分かれた
*人類はその後、二足歩行、大きな脳、複雑な発話ができる喉頭等
*人類はその後、二足歩行、大きな脳、複雑な発話ができる喉頭等
*体毛の消失、他の霊長類とは異なる身体的特徴を備え進化した
*これは森林の樹上生活からサバンナに生活圏が変わり
*狩猟採集しながら長距離を歩くのに適していたからだとされる
*暑くて蒸し暑いサバンナを長時間移動するには
*体毛をなくし発汗によって温度調節する方が有利だという
☆一見もっともらしい説明
☆一見もっともらしい説明
*なぜサバンナの動物はみな体毛があるのだろうか
*この問題は、ずっと動物学者を悩ませてきた
*サバンナでは、定説とは逆に、厚い毛皮が必須だからだ
☆人類の祖先はどこかで体毛を失い
*大量の水を飲んで大量の汗をかかなければ
*体温調整できなくなってしまった
☆この謎に対するひとつのこたえが「アクア説」
☆この謎に対するひとつのこたえが「アクア説」
*アクア説では、チンパンジーの祖先と枝分かれしたあと
*人類の祖先は樹上生活から水生生活に移行したとする説だ
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『もっと言ってはいけない』他
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『もっと言ってはいけない』他
「人種・カテゴリー・差別」「社会的構築物」「アクア説」
(ネットより画像引用)