高麗人参の泰盛社 あきない日誌

このブログでは高麗人参産地の様子や加工法,栽培法をご紹介したり、食べ方、エピソードなどをご紹介できればと思います。

久しぶりの営業日誌の更新ですが韓国人参を輸入してました

2013年12月19日 | 営業日誌
皆様ご無沙汰しております、あと二週間足らずで新年になるこの時期忙しくお過ごしのことと思います!!

僕自身、11月は長野県への出張と中旬は成田空港への輸入貨物でトラブルがあり夜中高速で車を飛ばして書類を届けてその足で長野に行くという結構大変な週が2週間ありました。

11月の12日に到着した韓国からの生人参が千葉県の成田空港に到着したのですが韓国側の手違いで書類が添付されておらず通関ができないという連絡があり至急韓国側に書類の確認と発送をお願いして、荷物は空港の定温倉庫に保管して書類を待ちました。すでにお客さんへの納品が遅れているので、ものすごく焦るんですが焦っても仕方がないのでとりあえずは成田空港の乙仲さん(乙仲とは輸出入の通関の手続きをしてくれる業者さんです)と到着した時の下準備として発送の業者の手配やら通関書類到着時のシュミレーションをして書類を待ちました。

韓国よりEMSで送ったので14日に到着したんですが14日は木曜日でしかも到着したのがかなり遅い時間、金曜日に書類がつかないと通関業務は翌週またぐんですね。(グローバル化だというのに通関ができないというのは改善してほしいですね)そうすると定温庫で預けてある人参はフレッシュな状態なので品質の劣化が心配な僕としては書類を届けることにしました。(ものすごく高コストですが、品質を考えれば当然の選択です)



名古屋から東京まで車で行ったのは子供のころで自分では出張で新幹線を乗っていくことはあっても車で行くことが無く意外にワクワクしながら家を出ました。家を夜八時くらいに出発し初めてなのでナビを設定。

子供のころから父親の出張で長距離を一緒に旅していたので意外に苦にならないんです、眠くならないように音楽をかけながら高速をひたすら走り抜け夜中の2時くらいに成田空港へ到着!!


成田空港自体はじめてきたので勝手がわからずナビの指示に従って空港へ行くと空港の入り口に検問所があり(中部空港にはないのでビックリでしたが)そこで車を止めて、検問所の人にこんな遅くにどうされましたか??と聞かれ、乙仲さんに書類を持ってきたんですがというんですが、当たり前の話そんな時間に書類を持ってくる人はいないので怪しまれて車を降りて簡単なチェックをされて事情と乙仲さんの名刺を渡して、明日の朝一で書類を渡すんですと話をして入れてもらったはいいんですが車を止める駐車場がものすごく高いうえに、駐車場で寝ようとしたら出てほかで止めてほしいと言われ、仕方なく空港から少し離れたコンビニで停車して仮眠をとり翌朝の七時半に乙仲さんに連絡して書類を渡しに、、、




成田空港は中部空港と違い厳重な警戒で乙仲さんが入っているビルに行くにも検問で行き先と会社名や身分証を提出して入るんですね。何回、書類を書いたことか、、、

実は、今お付き合いをしている乙仲さんとは僕が学生のころよりお付き合いをしているんですが、お互いにこのトラブルがあって初めての顔合わせなんです。(なんかドラマティックですか??)

うちを主にサポートしている方が三人みえるんですが、それはそれは朝一で僕を含めていい年としした大人がお互いにテンションが高い感じであいさつを交わすんですね。回りのスタッフの人はびっくりした感じでしたが、ビジネスをしていると不思議な縁があると思いながら書類と手土産を渡し(うちはシャトレーゼのどら焼きが定番なんです、とくにバターどら焼きがうまいんです)


税関が開いたら一発目でお願いしますと頼んで僕は吉報が来るまで成田空港を探検しようと思い、空港ターミナルを探検しに車を駐車場へ泊めて空港内へ、朝早いというのにあちらこちらの国からお客さんが出口からたくさん出てくるんですが、止まらないんですね、ずーーーっと出る感じでびっくりすることが多く、さすがに東京の近くにあり日本でも有数の飛行場だと思いました。

飛行場内をプラプラとしながら3時間ほど時間を潰していたら乙仲さんより連絡があり、無事、通関ということ!!
お客さんには土曜日到着で荷物を送ることを事前に伝えてあったので貨物をすぐにうちの会社分とお客さんのところへ行く分とで分けて発送をお願いして、今度は一路 長野へ向けて出発!!



長野で法事があり金曜日の夕方には親族で集まるように言われたのでそれまでには着けないといけないので(病気の父親に代わり僕が代表なので遅参するわけにはいかないので)トイレ休憩なしで急いで走り、意外に早く到着!!



翌日の法事を済ませて、夕方帰る前に高麗人参農家に寄って後発の人参を受け取りに行きその時に今年の4~5年根で信州産の紅参を作ってもらったものの乾燥途中を見届けて夕方に名古屋へ向けて出発!!

忙しい1週間でしたが人生的にはいい経験をした週でした!!

少量ですが信州産の貴重な紅参を制作しましたので選別し乾燥後にサイトでお知らせいたしますね!!


ここまでこだわる高麗人参屋はたぶん 泰盛社だけですよ!!


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