高麗人参の泰盛社 あきない日誌

このブログでは高麗人参産地の様子や加工法,栽培法をご紹介したり、食べ方、エピソードなどをご紹介できればと思います。

23年度センブリ

2013年10月21日 | 営業日誌
今年のセンブリの出荷時期になりました!!先日紹介した
漢方医の先生が産地視察の折に出ていたものです

センブリは胃薬や育毛剤など幅広く使われる商品で意外なものにも多く使用されますが近年は栽培量が減り大変貴重な商品となりつつあり集めるのが大変ですね!!



センブリはメーカーさんの試験室に送って成分分析などをするんですけどね

高麗人参の栽培と普及に努める泰盛社がお送りました


柳生で人参栽培の試み!!

2013年10月20日 | 泰盛社 高麗人参栽培の様子
今年の夏ごろですね、ブログを見て高麗人参栽培をしていたいということ
我々としてはありがたいことですが、何分にも高麗人参の栽培はガイドブックに載っているわけではないので
当社でまとめた資料や過去の資料をまとめたものを手本に各地域にあったシステムを栽培しながら構築すると
いうプロセスがあります。

ですので今日は栽培予定地の適正と水はけ、風向きや、傾斜などを見に行ってきました、
よく、そんなに場所が難しいのかと聞かれますが、そんなこともないのですが、ベテランはそうでも初めての方は
簡単にはいきません。

ベテランの方ですと、土地の具合などで大方の肥料の混ぜ具合や管理の方法や小屋の立てる向きや傾斜角度を
判断できます。



今回、見に行った柳生の方はお茶の産地で広大な茶畑があり僕としては初めての土地でしたが、台湾茶を扱っている当社としても興味深い物でした。



僕は子供のころ柳生三代の剣とかを見ているせいか農家の方に頼んで足を延ばして連れていってもらいました
柳生一族の菩提寺 芳徳寺の裏にひっそりとある、墓石群。



柳生宗厳、柳生宗矩、宗冬など講談でおなじみの柳生一門の墓石が並んでおり、柳生宗厳の師匠である上泉 信綱の供養塔もあり歴史マニアにはたまらない場所となっております。

廃藩置県になった折に一時荒れ寺だったこのお寺を再建したのは、台湾銀行の頭取だった柳生家の子孫が再建したと言うことで台湾にも親近感のある場所でいい感じの場所でしたよ!

余談ですが芳徳寺を柳生家に頼まれて開山した和尚様は沢庵漬で有名な沢庵和尚です!!

意外にいろいろと歴史の深い場所でした!!今度ゆっくり旅したいですね

この地で成功したら3年後初出荷ですよ!!

社長の減量計画 週間報告⑦

2013年10月19日 | 社長の減量日誌


ここ最近、付き合いや大切な人と友人たちの食事などで夜は少し多めになっていましたが、意外にうまく落ちてますね!!って自分で言うことではないのですが、意外に世間で言うほど難しくないほどに落ちてます(2週間の教育入院の洗脳生活の結果ですね)

先月、病院の先生から一月くらいたって気が緩むとまた食べだしますよと釘を差されてます

年内目標の100キロ下回るのも射程圏内に入ってきたのではないでしょうか??

PS、痩せて痛い出費はズボンのサイズ直しで10cm詰めることにしたのですが4200円かかりました、、、、

昔、岐阜の問屋街で買った今では珍しくなった、アルパカの生地でできたズボンだったので直しましたけど、、、、
着れなくなった服のうち良い物は仕立て直しが効くものはしてそうでないものはオークションにでも書けることにします


関への営業??それとも趣味??

2013年10月13日 | 営業日誌
今日は年に一度の関の刃物祭り、ナイフや刀、日本の鉈等が好きです

僕は子供のころ親父の出張で香港に行き(20年ほど前ですね)永楽街にある漢方の取引先を回ってその近くに当時雑居ビルがあり一軒のミリタリーグッズやさんと言うかセキュリティーグッズ屋さんと言うかいわゆる今でいうオタク系のお店ですね(当時の香港はイギリス植民地で治安も悪かったせいかそういったお店が多かったような気がします)

その店の前に通った時にナイフがたくさん並べてあり、当時ランボーやプラトーン等の戦争映画をよく見ていた僕は主人公たちが使っていた銃剣や缶詰を食べるときに使っていたナイフがカッコよくて親父にせがんで買ってもらったのがビクトリノクスの十徳ナイフ、アーミ―ナイフとも言いますがそれともう一つ、折りたたみのナイフ、スペイン製のもので綺麗な物でした(スペイン製のナイフは年下の友人に引っ越しの記念にあげちゃいましたけど)

本当はランボーのようなごっついナイフが欲しかったのですが、どこの親でもそうですが子供にそんなごっついナイフを買い与える親はいません、ましてや戦中生まれの親父は子供が使うナイフは肥後の守がイメージとしてあるので、折り畳みナイフ(十徳ナイフ)を買い与えてくれました。

今はネットで簡単にどこにでも手に入る物ですが当時はなかなかキャンプ用品を売ってる店もなく、また、今のように安くもなく、香港のようなタックスフリーの地域でないとお値打ちには買えるものではない感じでした。

買ってもらったその日は、意味もわからず英語びっしりの説明書を見ながらナイフを何回も開けたり閉めたり、ホテルのメモ用紙を切ってみては切れ味の鋭さと、ミラー仕上げされたピカピカなブレードを見て子供心に、なんか大人になった気分でした

前振りが長かったですね、毎度のことで申し訳ないです



関市のお祭りに出店しているお客さんのもとへ高山で栽培された高麗人参の営業に行ってきました、お客さんはいろいろなルートを持った方で商品企画など幅広くされていて、地産地消ということで興味を示されました。
僕自身、高麗人参栽培復活の為あらゆる方向性と可能性を考えて営業活動をしてます。全くの異業種同士のコラボなので新しい商品や企画展開が可能かと思います。

(農家から届いた商品を選別中です、けっこう地味に大変な仕事なんですよね、、、1割から2割選別で落ちます

お客さんのところに行くまでに時間があったので、お祭りを気合入れて回り(こっちが本命か!?)今回どうしても見てみたかったのはアニメのエヴァンゲリヲンのキャラクター装備を日本全国の超一流の刀鍛冶、飾師達等が本気で拵えた(作った)作品が展示してあり、しかも写真に撮れるということ。
これは刃物やナイフ好きが行かないわけにはいかないですよね。


本町商店街の屋台は日常で使う包丁や農具(高枝ばさみや生け花のはさみなど)理美容師(スタイリスト)のはさみ、貝印カミソリ、模造刀などいろいろです、一昔前と違い刃物での事件が後を絶たないので最近は家庭用の品物が多いですね、僕も父親の爪切りを購入しました。




僕が大学のときに来た時には料理人や庭師、左官屋さん等の職人さんやナイフマニアのおじさん達が多かったですが、そういった人たちよりも最近は時代の流れなのでしょうか、若い子が多く女性も結構多いです、店の人いわく最近は女の子も登山やキャンプなどをするので小型のナイフを買って行ったりするそうです。時代だな~~と思ったのがレイヤーの子たちが模造刀を買っていくそうです。確かに長い箱を担いだ子達結構見ましたね。


ぶらぶらしながら美濃刀剣伝習館に行き例のイベントを


世界的に日本ブームなのかここには外人の見学客がいましたね。去年とは違いかなりの数ですね、日本の包丁を買ってました




関の伝統も外人の方が引き継ぐ時代、高麗人参栽培もいろんな方が始めることで技術の継承ができると思います



高麗人参 その伝統と健康をお届けする 泰盛社がお伝えいたしました

社長の減量計画 週間報告⑥

2013年10月12日 | 社長の減量日誌
先週は腰痛でブログの更新が若干辛くて報告を怠ってしまいました


先週は運動も特になく、会社での仕事も怠け者のごとくものすごくスローペースでした、痩せて腰痛になるリスクが減ったにも関わらず、まさかのぎっくり腰、、、

体重はあまり減らなかったです、オマケに付き合いで食事に行くことがあり、炭水化物の取り過ぎになってしまいました

今週は調整をしてうまく行ってる感じでした
一応少ないですが今日の関のお祭りで歩きました(めっちゃくちゃ少ないですけど)


腰が回復してきたので徐々に運動するペースを増やしていこうと思います!!

高山での高麗人参栽培 初出荷予定!!

2013年10月10日 | 泰盛社 高麗人参栽培の様子


高山での高麗人参栽培は今年で三年目になりました。ここまでの間に農家の方にはいろいろとご苦労をされて作っていただきました。今回は高麗人参栽培で播種後二年後に苗を整えるために皆掘りして植え替えをするのですがその時に出ます、高麗人参を販売する予定でございます、当社で選別後、今のところ業務用のカテゴリーで出荷、値付けする予定ですが、もちろん個人の方が購入してお使いいただける商品でございます。

岐阜の高山地方は空気も水も綺麗で環境が良く高麗人参の栽培には適していると思います
この綺麗な環境で育った高麗人参を是非お試しください!!

信州産 高麗人参続々入荷

2013年10月07日 | 泰盛社 高麗人参栽培の様子
信州産 高麗人参の六年根が入荷中です

卸先により泥付のも手配しております、洗うのが結構大変なんですね高麗人参は
おふくろが大きさや形状を見ながら仕分けてますけど、この時期一番大変なんですね




今年は長野県産に加えて岐阜県産の二年生食用を新発売する予定です。てんぷらやフレッシュスムージを作るときにお使いいただける、超高級な健康野菜です!!


漢方医の先生と薬学部の先生を高麗人参、センブリの産地へ

2013年10月06日 | 泰盛社 高麗人参栽培の様子


実は九月の半ばに長野へ出張で行っておりました、今年の産地の様子や収穫の状況など確認しに行ってきました

いろいろとお伝えする写真やイベントが多いのですが、この時期、僕らの仕事は一番忙しくなるんですね、中国、韓国の商品の相場や収穫量の情報収集や買い付け、国産の商品の収穫量や仕上がり予測などするために産地に行ったりいろいろとせわしくする仕事があり、普段はそこまで忙しくないのですがこの時期は事務所に詰めることが少なく、お客様にはご迷惑をおかけします。

当社の名刺には台湾連絡所の住所があり携帯電話が日常化する前は夏場の時期と秋から冬にかけては台湾や香港、シンガポールのお客様で至急の連絡などはそちらにかけてもらい、うちの親族が電話番をしているので用件を聞いて、うちの父が2~3日に一回連絡を入れて用件を聞いてかけなおすという、今からすると何ともローテクな感じでした。

当時は今以上に国産が輸出されていたので、この時期の忙しさは今以上でした。

前置きが長くなりましたが、今回はエンドユーザーであるお客様に薬やサプリメントなどを処方したりアドバイスするプロの漢方の先生と東京にある医学で有名な大学の先生と一緒に産地の様子を知ってもらうために畑の様子を見に行きました。

当社が数年前より実施している高麗人参栽培復旧プロジェクトを漢方の先生がネットで知ったのをきっかけに今はいろいろと支援、助言をいただいており産地の様子、荒廃ぶり、なぜそこまでに至ったかの過程を知ってもらえれば今後役に立つと思いったったからです。

先生方が口をそろえて行ったのが「こんなに手間がかかるのか!!」と驚かれたことです

センブリ栽培でも、高麗人参栽培でも共通して言えるのが年月がかかり、栽培、加工ともに手間がかかるということ、中間での収入が無くリスクがあると言うこと。そのリスクを農家にかぶせるのではなく、流通業者もリスク分散計画をはからないといけないということ。その実現のため農家と流通業者ががんばっていることなどをかなり知ってもらえたと思います。



高麗人参栽培は最高級の物を作るためには7年を要します、土づくりに1年栽培に6年、その過程は極めてリスキーで技術と経験を要します。うちが提供している6年根の生人参も年によっては収穫が大きく変動します、少ない時は卸先へ大幅な出荷を調整させてもらうほどに減らします。

高麗人参は病気に弱いので今年のように前半、蒸し暑く雨が降らずに後半長雨にあたる年は腐れの発生が高く、畑に伝染しやすいので4年や5年で切り上げることも珍しくないです。それらの多くは加工されて輸出が多いのが現状です。


土中の高麗人参

高麗人参を掘り起こした後に洗浄機で洗い天日に少しあてて乾かします






三重県の四日市市で代々お医者さんをされている先生と記念写真。今回、参加された大学の先生、本当は農家の方も写真に一緒に写っているんですが写るのだけは勘弁してほしいということで変な合成写真のようになってしまいましたが、お二人からは問題ないということでブログに出させていただきました。

今後も先生方のお力を借りして高麗人参の普及と復旧に努めていきたいと思います


本物志向の高麗人参を提供します 泰盛社 依田安生が今秋の高麗人参の様子をお伝えしました



BBQで簡単 高麗人参メニュー

2013年10月05日 | 高麗人参の簡単レシピ
高麗人参を使ったBBQメニューです、多分、読者の皆さまはこう思うでしょ。もっと早く載せろと!!、、、

全く持って間違いないです。ここ最近BBQする機会が少なくちょっとアップするタイミングを逸してしまいました。
材料は高麗人参生4年根3本でおおよそ100g分、日本酒300ml、鶏ガラだし適宜(少しずつ入れて味の濃さを調整してください)豚肉細切れ200g木綿豆腐2丁 水は1.5リットル前後

最初に水と日本酒、高麗人参を鍋に入れて煮立てます、沸騰してから10分くらい煮込んだら、鶏がらだしを入れて味を調え、その後豚肉を入れて灰汁が出てきたら取り除きます。その後豆腐を入れて弱火で15分くらい煮込んで完成です。

途中水の減りが早い場合は追加して空炊きなったり焦げないようにしないといけないです。

味はほんのりと高麗人参の香りがして鶏がらだしと高麗人参の風味がとても合いますよ!!

今回はダッチオーブンを使ってますが、普通の鍋でも調理の目安は同じです。BBQにちょっと贅沢でみんなで楽しめるメニューを加えてみてはいかがでしょうか。