高麗人参の泰盛社 あきない日誌

このブログでは高麗人参産地の様子や加工法,栽培法をご紹介したり、食べ方、エピソードなどをご紹介できればと思います。

プランターでの高麗人参栽培

2014年04月24日 | 営業日誌


去年の10月にまいた高麗人参が芽を出してきました


自分用の苗とお客様へ販売する苗とで分けて栽培してます

お客様へ販売するポット用の苗は樹勢や大きさをきちんと選別して好いものと悪いものとで株分けして間引いていきます
高麗人参栽培のポイントはやはり温度の管理と日照条件ではないでしょうか?

気温が高すぎると樹勢が著しく弱くなり、かといってまったく光を与えないと生育が遅くなります
気難しい女性のような植物です

すでにお買い上げいただきトライをしているお客様は気温を確認しつつプランターや土中の温度を気にしてください
温度が高いと樹勢が弱くなりますので注意しましょう

温度管理の道具といては温度計で計る方法が一番間違いないのですが土中をはかるものを専用で購入すると高いので
料理で使う温度計が1000円前後で売られています。マイナス30度から250度まで計れるものです

それらを転用して確認してください、ご自宅でプランターで管理している場合も同じです、ベランダも夏はかなり熱くなりますので注意しながら育ててください。意外に体感温度は風が流れて涼しいですが、ベランダのコンクリートが暑くなっていてプランターの内部の温度が30度くらいになっている場合が多いので注意してください

土中温度25度以下の場所と日照はレースのカーテンをした部屋の明るさぐらいで管理できればいいと思いますが、家の構造上、そん場所が確保できるか!!って方もおられると思いますので、寒冷紗や日よけなどでうまく工夫してください!!

判らないことがあればメールでお問い合わせください!!



こだわりの高麗人参、本物の六年根を扱う 泰盛社

愛媛県の漢方視察と高麗人参 栽培の普及

2014年04月07日 | 営業日誌
2014-3-14から15と愛媛県立中央病院の先生のお誘いで漢方治療の現状と愛媛県で高麗人参栽培ができるかできないかをリサーチしてほしいとのご相談で今回お邪魔させていただきました



最近は生薬の価格の乱高下が激しく漢方の最前線で活躍されている先生方もかなり処方させるときに苦慮されているようです
そういった世の中の流れので海外に依存しない生薬の確保を先生たちが真剣に向き合い今回、僕は数多くある健康食品や生薬のカテゴリーの中で高麗人参栽培技術や運営法、商業的なビジネスの面からのアドバイザーとしてお招きいただきました。



僕は高麗人参、ほかの分野の専門家も多くよばれており、日本における生薬栽培の復活を検討する形で現地を数か所まわりました


まずは松山大学の薬用植物園を見学しました。ここでは約300種類の薬草が栽培され研究されています。
写真は高麗人参の栽培されている場所ですがまだ春先なので芽が出ていてないですがこれからだと思います

松山大学の先生との約束でうちでできた人参の苗をお譲りする約束で今年中にはお渡しできればと思っています
高麗人参栽培は2年目以降、樹勢が気候により弱い時ありかなり管理が難しいです

一日目は病院と大学を見学し翌日、栽培予定の土地を見に朝から昼過ぎまで数か所まわり高麗人参栽培のアドバイスを各専門家がその土地に合いそうな植物や生薬をアドバイスしました。
高麗人参栽培では気候と土目が重要視されるのでそのあたりを僕がアドバイスし、畑の大きさで初期投資をどれくらいかかるかを計算し今回招いていただいた法人の方たちに試算をだしました。


こだわりの高麗人参