高麗人参の泰盛社 あきない日誌

このブログでは高麗人参産地の様子や加工法,栽培法をご紹介したり、食べ方、エピソードなどをご紹介できればと思います。

高麗人参 泰盛社 ベトナム視察

2015年02月21日 | 営業日誌


皆さま、お正月が過ぎもう一カ月たちましたが、中華圏では旧正月の準備で忙しくしているところです
ベトナムも同じく旧正月で テト とよび新年をお祝いします

今回はベトナムに行ってきました、ベトナムに行くのは初めてです。なぜベトナムに今回お邪魔したかと言うと最近ネットでお買い上げいただくお客様の中でベトナムの方がとても多いのと友人の父がベトナムで会社を営んでおりその見学に行ってきました。

ホーチミンは人口が800万いる都市で首都のハノイよりも規模は大きく昔から交易などで栄えた都市です

ベトナムは日本では戦争のイメージが強く日本との結びつきがあまりイメージできないですが、古くは遣唐使の時代より安倍仲麻呂が帰国する途中に船が難破してベトナムに漂着し皇帝の命令でベトナムの北部を管理しました、その後大航海時代には多くの日本人商人等がベトナムとの交易をしてその代表は茶屋四郎次郎や長崎の荒木宗太郎です。

荒木宗太郎は商魂たくましく勇ましい商人で当時、航海技術が発達したとはいえ難破する確率も高い外洋への航海に自ら朱印船にのりこんで
今の中国、ベトナム、インドネシア、フィリピン等を訪れ交易をしておりました。

そして彼は安南国王(南部ベトナム)の親せき筋の姫様を妻に迎えて、朱印船で一緒にもどり、長崎で暮らし生涯を共にしました(長崎くんち祭りでその時の再現をされている)
そういった歴史的な経緯をみても日本とベトナムは古くからのかかわりが多いと思います

前振りが長くなりましたが早い話、半分仕事、半分観光で行ってきた感じです

到着したその日は友人が案内をしてくれて発展した美しいホーチミンの街並みやエネルギッシュな市場を見学に行きました

二日目は友人の案内でホーチミンの中華街 チュロン地区に朝から行き、ベトナムの漢方薬屋さんを見に行ってきました
僕のイメージではあまり漢方薬を使うイメージが無かったのですが、全くの僕の無知でベトナムの方はかなり漢方薬を日常で使うということがわかりました。彼らの食生活でよく食べる香草などは漢方の思想などをとりいれているように感じました。


代表的な物がコリアンダーやバジル、ミント、シソ、ディル、ドクダミ、タデなどです
実際は地方によってこれの数倍はあるようですけど

暑いところなので清涼感のあるミントや胃弱の人などに使うドクダミ、熱帯地域で食中毒、感染症などの予防でシソやバジルなどとても考えられた食生活、食文化で感心するところです。(奥さんたちは料理する時大変そうですけど)



3泊の弾丸特急での視察は友人のサポートもありとても楽しく初めてのベトナムを満喫することができました



ベトナムに日本産の高麗人参を売ることが当面の目標としてあげたいと思います

泰盛社の 高麗人参を 台湾、香港だけでなくベトナムの方にも役立てれる商品を企画したいと思います!!!




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