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WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)’09

2009年02月27日 | 虎視淡々






「 ’09 WORLD BASEBALL CLASSIC 」

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)がいよいよ始まります。
日本代表(侍ジャパン)は、選考・合宿・強化試合を経て、上記の28人の選手に
決定しました。第1回の覇者でもある日本チームに対する国民やファンの期待は
大きく、また、対戦相手国のマークは当然のようにキツくなってくるはずです。

日本代表は、北京オリンピックの反省も踏まえ、4番バッター重視や知名度先行、
あるいは、これまでのイメージで選手を選考するのではなく、あくまでも、日本らしい
戦いができ得るスタイルを目指してのチーム編成になったような気はします。当初、
監督が決まらずにヤキモキさせられましたが ・・・ 。

最終的に、昨年セ・リーグ優勝の読売ジャイアンツ 原辰徳監督 に落ち着いた
ことは悪くないと感じます。もちろん、第1回の優勝監督でもある王貞治氏が再登板
できれば良かったのでしょうが、体調問題では無理は言えません。王氏のような
実績とカリスマ性、それに柔軟性があって気配りのできる人物(監督)は稀です。
改めて尊敬してしまいます。

一方、原監督は、阪神タイガースの宿敵である巨人の監督でもあり、個人的にも
野球をやっていた同世代として、ボンボンでエリートコースを外れず歩んできたこと
に些かの嫉妬もあり、大好きにはなれませんが、一度、巨人の監督から下ろされて
(干されて)、人間的に大きくなった印象があります。特に、選手時代には無かった
柔軟性が出てきたような気がします。

元々、実績があって気配りもできる監督だと思いますが、カリスマ性はまだまだ
でしょうか ・・・ まあ、読売巨人軍にはすごい選手監督が目白押しでしたから仕方
ないのでしょうが ・・・ 。今回の大会の選手選考を見る限り、コンディション重視の
起用もポイントになると思います。ただし、3番を打つであろうイチローを中心に
チームが編成されていることは間違いありません。

この攻撃の軸に関しては、絶対にブレてはいけないと感じます。仮にイチローが
打てなくなって、監督が焦ってイチローの打順を変えるようなことがあれば ・・・
非常に危ないと予想します。選手に対して、間違った気配りや柔軟性を発揮しない
ことを祈ります。逆に、コーチにはカリスマ性を発揮し、ハッキリ物が言えなくては
ならないと思います。まあ、北京オリンピックの “お友達首脳陣” ではないので、
大丈夫だとは思いますが ・・・ 。

選手の力量よりも、監督の采配をはじめとする首脳陣の力量が気になります。
特に、原監督の乏しい海外経験、ここ数年、NHKの解説がメインの山田久志・
与田剛 両投手コーチの現場感覚、そして、伊東勤コーチと篠塚和典コーチ、
どちらを参謀として原監督は使うのか(意見を聞くのか)、緒形耕一コーチと
高代延博コーチは、メジャーでシュアなバッティングと足で実績を積んでいる
シアトル・マリナーズのイチロー選手、シカゴ・カブスの福留孝介選手、タンパベイ・
レイズの岩村明憲選手たちに何を言うのか(言えるのか) ・・・ 。





2/24(火)・25(水)、オーストラリア代表との強化試合が行われました。
結果的には、2試合とも打線が活発で大勝しましたが、先発した北海道日本ハム
ファイターズのダルビッシュ有投手とボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は、
まだ実戦感覚には遠い感じでした。2試合とも、先行されたことを反省すべきです。

悪いなりに点をやらない、特に先取点は絶対に与えないのがエースです。マスコミ
含め、自他共に “立ち上がりは ・・・” と言っている(言われている)松坂投手は、
WBCだけでなく、メジャーの玉数制限にそろそろ対応しなければならないはずです。
初回からビュンビュン低めにストライクを集める投球が、求められるのではないで
しょうか ・・・ やればできるはず!です。

もう一人の先発候補、楽天イーグルスの岩隈久志投手は、2番手で登場し好調の
ようでした。ただ、岩隈投手は代表経験から遠ざかっていましたので、第2ラウンド
(アメリカラウンド)以降の方が心配ではあるのですが ・・・ 。





まず、日本ラウンド(第1ラウンド)で、3/5(木)の中国戦から始まります。
実績から言えば、日本と韓国が第2ラウンドへ順当に進むはずです。両チーム
ともに、台湾(チャイニーズタイペイ)戦を落とさないようにしなければなりません。
気を引き締めて臨んでほしいものです。応援しましょう!


(Ⅰ) WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)’09
(Ⅱ) WBC第1ラウンド終了
(Ⅲ) WBC第2ラウンド終了
(Ⅳ) WBC侍ジャパンが連覇!



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