ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

想いを抱いて / ラグの写真詩

2021年09月30日 | ラグの写真詩
短い綴方で
想いの丈を伝えたい

然れども、
言詞は択べば択ぶほど
どこか覚束無い
如何に伝えれば良いか

辿り着いた答えは
言詞や綴方ではなく
貴方への慕情を持って
そっと傍に寄り添う

心に、
想いを抱いて ・・・

ラグの詩(男と女の話)

昭和懐古 その③ / ラグの写真詩

2021年09月26日 | ラグの写真詩
男は、ひょんなことから
お嬢様学校の令嬢と文通を
始めることと相成った

今思えば、
どう考えても似つかわしくない
パンチパーマ男に文通はない

そう気づいたのは三通目
万年筆から創出される言辞が
徐々に丁寧謹厚になっていく

男は、
自分はそんな人間じゃない
そう自分に語りかけた

ラグの詩

記憶 / ラグの写真詩

2021年09月21日 | ラグの写真詩
キミは、いつも
ティーカップの縁に着いた
口紅を気にしてたよね
周りを気にしながら
やさしく指でなぞってたよね
僕の記憶が正しければ ・・・
キミのそんな所作を
僕は厨房から時々眺めていた
もう、その思い出の
カフェも無くなってしまったね
記憶の中のキミは笑顔のまま
今、キミは元気ですか?

ラグの詩(男と女の話)

愛があれば / ラグの写真詩

2021年09月19日 | ラグの写真詩
無機質な構造物
アイレベルの
カメラアングルなら
単調なモノトーン

シーズンが終わり
誰もいないプールは
ハイアングルだと
シアンに覆われる

少し屈んで
胸の前カメラを構え
レンズを覗かず
心でシャッターを切る

はっきりくっきり
それぞれの色が躍った
うん、愛が届いたね
愛があれば ・・・

ラグの詩