「個性とは ・・・」
私の周りには、
「シラー種」 が好きだと豪語する人が意外と多い気がする。シラー種は個性的な
味を醸すブドウ品種の一つであり、ある意味、インパクトがあるかもしれない。
ゆえに、個性的な飲食店では “ウリ” にもなるだろう。ただし、人と同じで、一つ
セレクトや表現を間違えば、変な店(ヘンコツな人)になってしまう危険性すら
孕んでいるものだという認識も必要だろう。
Feudo Arancio Syrah フェウド・アランチョ シラー
100%シラー種のこのワイン、
一口目を口に含むと、果実やスパイスのあらゆる芳香が入り乱れて走り回り、
強い個性を主張してくる。ただしかし、1本飲み終えた後に残る印象としては、
“思いの外、落ち着きのある良いワインだった” というものかもしれない ・・・ 。
濃いだけじゃない!
太陽の恵みと海風の贈り物、唯一無二の次世代シチーリア
~料理と一緒に、最高のパフォーマンスを楽しめるワイン~
2001年設立、およそ1,000haという広大な2つのエステイトからなるシチーリアの
ワイナリーなのですが、前身は古く1904年から在り、「シチーリアの恵まれた
テロワールから生まれた単一品種からリッチで上品なワインを造る」 べく、
新しいプロジェクトの元に生まれ変わりました。豊かな自然を活かし、EMAS
という環境管理制度を導入、加えて醸造面でも5人のワインメーカーから成る
チームとHACCPやBRCという品質管理体制を徹底。このようにして生まれた
高品質でリーズナブルなワインは専門誌で高い評価を受けています。
(インポーターHPより)
■ ワイナリー : フェウド・アランチョ
■ ワイン 名 : シラー
■ 原産国 : イタリア
■ 地 方 : シチーリア
■ 呼 称 : シチーリア I.G.T.
■ 品 種 : シラー 100%
■ 上 代 : 1,250円
プラムやカシスのような果実のアロマに粒胡椒のスパイス感があります。
タイムのようなハーブ香も感じられ、滑らかな舌触りにふくよかな果実味も ・・・
酸味が全体の味を引き締めていることが感じとれます。
■ 家WINE ■
「個性」 を履き違えると
「孤棲」 になってしまう
「個性」 は
影響を受けるものではなく
影響を与えるものである
と、しっかり認識した上で
セレクトし、表現することが
大事ではあるまいか ・・・
第五大成丸
なごり雪 / イルカ
汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
東京で見る雪はこれが最後ねと
さみしそうに君がつぶやく
なごり雪も降る時を知り
ふざけすぎた季節のあとで
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
動き始めた汽車の窓に顔をつけて
君は何か言おうとしている
君の唇がさようならと動くことが
こわくて下をむいてた
時がゆけば幼い君も
大人になると気づかないまま
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
君が去ったホームにのこり
落ちてはとける雪を見ていた
今春が来て君はきれいになった
去年よりずっときれいになった
作詞 作曲 / 伊勢正三
1975
■ 昭和譜心 ■
多分
この季節に
この曲を聴きながら
このブログにアップをするため
この 「昭和譜心」 というカテゴリーを作った
昨年も、一昨年も、その期を逸した
この季節にだけ湧き出る
「なごり雪」 という
想い出
第五大成丸
「年中行事」
年明けからブログの更新間隔が長くなっておりますが、けっしてネタ不足という
わけではありません(笑)。わが家では、例年通り年中行事をこなしております。
年末年始は大晦日に帰省して、年越し、新年挨拶、初詣 ・・・ と、一泊二日の
慌ただしさではあったのですが、いつものお正月を迎えました。2月、節分には
当然のように豆まきをして、イワシを肴に酒を呑み、皆が同じ方向に顔を向け
黙って大っきな恵方巻きを丸かぶり ・・・ 。
「祝杯」
3月初旬、長男と末娘の誕生日があります。特に、末娘は桃の節句(雛祭り)
が誕生日ですので、ここ数年は、二人まとめて誕生日祝いを3月3日に行って
おりました。しかし今年は、嫁さんの仕事の都合もあって一日遅れとなりました。
また、受験生の末娘が高校に合格したことも併せてのお祝いとなりました。
というわけで、このスパークリングワインで “乾杯!おめでとう!” です。
Graham Beck Brut NV グラハム・ベック ブリュット
南アフリカの新たな門出にマンデラ氏が杯をあげ、
2009年オバマ氏が歴史的な夜に味わった 『 勝利と門出の酒 』
バラク・オバマ氏が第44代アメリカ大統領への立候補を決めた夜、ミシェル夫人と
お気に入りのレストランで飲んだワインがグラハム・ベックNVブリュット。このワイン
の魅力に感動し、大統領の選ばれし時には祝杯をあげようとその場で6本注文した
そうです。そして、歴史的な日、世界に向けてラント・パークで就任演説を行う前に
勝利の栓が再び抜かれたそうです。
■ ワイナリー : グラハム・ベック ワインズ
■ ワイン 名 : グラハム・ベック ブリュット
■ 原産国 : 南アフリカ
■ 地 方 : ブレーダー・リヴァー・ヴァレー
■ 地 区 : ロバートソン
■ 呼 称 : W.O.ウエスタン・ケープ
■ 品 種 : シャルドネ 58% ピノ・ノワール 42%
■ 上 代 : 2,350円
瓶内二次発酵されるシャンパーニュスタイルのミレジムものです。同収穫年の
トップキュベを使用し、細部に渡るまで品質を追求したフィネスとエレガンスが光る
プレミアムワイン。異なった区画のテロワールが見事に反映され、クリーミーで
ムース状ともいえるキメ細やかな泡が特徴として楽しめます。
南アフリカで最も有名であり、世界に誇れる高い品質が賛美を浴びてきた
グラハム・ベックのスパークリング。1983年、良質なピノ・ノワール&シャルドネの
産地として有名なロバートソン郊外のマディバで農場を購入し、1991年よりシャン
パーニュをも凌ぐスパークリングワインの生産を目指してスタートさせました。
そして、初リリースの2002年から今日に至るまで、6年連続で南アフリカ産
スパークリングでは毎年TOP10生産者に選ばれ、南アフリカで最も多くの賞を
受賞してきた生産者として知られています。グラハム・ベックで産み出される
スパークリングワインは、恵まれた日照量が育む奥深い複雑味と果実味、
それであってフレッシュさが際立った円熟しきっていないミステリアスで沢山の
可能性を持つワイン。この矛盾ともいえる要素を秘めたワインと、この品質から
想像できない手ごろな価格設定がグラハム・ベックの醍醐味です。
瓶内二次発酵のワインの必須条件ともいえる、熟成ポテンシャル、食事との
バランス、シャンパーニュを想わせる細やかなキメを持つ泡と、全ての条件を
兼ね備えたワインがグラハム・ベックなのです。(インポーターHPから抜粋)
今回、わが家では
写真にも少し写っていますが、和食(うどんすき、刺身、寿司など)だったのですが、
このスパークリング、意外と、わさび醤油をつけた刺身(特に剣先イカやタコ)との
相性が良いことに驚きました。街場のアッパー居酒屋や和食店で、トップバッター
として活躍できる可能性大だと個人的に私は感じたのですが ・・・ 一度お試しあれ。
■ 家WINE ■
サッカーワールドカップ
今年の開催国
南アフリカの
スパークリングワイン
この乾杯が
前祝いとなれば ・・・
( ガンバレニッポン! )
第五大成丸
「3月こそ “ツキ” が変わる?」
普段はあまり考えないのですが、
“月が変わればツキが変わるかも” と、2月後半には、ここ最近のツキの無さを
深刻に捉えているかのような妄想に耽っていました。そして迎えた3月1日の朝。
通勤途中、“ツキ” が回ってきた! ・・・ いやいや、後続のクルマから思わぬ
“ツキ” が入りました。
前日、
ルミオンのエンジンオイルをNEWオイルに入れ替えたのですが、今までと違う
オイルのせいか少しノッキングぎみでした。家を出て約20分、渋滞の中環を
トロトロ走っていて、ある跨道橋の登りでシフトをDに入れた瞬間、“ドン!” と
衝撃がありました。寝ぼけていた私は最初、大きなノッキングが起こったのだ
と思いました。しかし、周囲の視線は ・・・ どうやら後続車が私のルミオンに
追突したようです。
( 要は、オカマされたということです )
渋滞の坂の途中なので、
下りきってから路肩に寄せて話をしようと思った私は、バックミラー越しにその
ドライバーに目配せをしました。クルマが動き始め坂を下り終えたところで、
その後続のクルマは、何といきなり右へ車線変更したかと思うと、すぐ横にある
高速道路料金所のETCをくぐり本線へ向かって登って行くではないですか ・・・ 。
( 要は、当て逃げされたということです )
クルマは 「水色のBMW」 でした。
まさか逃げるとは思いませんでしたので、ナンバー含め、ちゃんとチェックなど
していませんでした。ただ、目立つ色で、朝、何度か見たことのあるBMWです。
そのうちまた会うのではないでしょうか。時間やルートを変更するか、クルマを
買い替えるか、職場を変えないかぎり ・・・ 。
( それなりのクルマに乗った、それなりのオトナやのに、“情けない!” )
ルミオンのリアバンパー、
遠目には損傷が有るようには見えません。ただ近づくと、何ヶ所かキズがあり、
微かに凹みもあります。ちょうど今度の日曜に、48ヶ月(2年)点検を受けに行く
予定でしたので、ついでにバンパーの状態は診てもらいます。たぶん、中は
割れているでしょうねぇ ・・・ ハぁ~!。
■ 造形憧憬 ■
「形あるものはいつか壊れる」
ということは誰にでも理解できる
ただ、
突然だったり、不意だったり
ましてや、他人が勝手に ・・・
悲憤慷慨
気が滅入ります
私が尊敬するある方は
“世の中のほとんどの事は
謝れば許してもらえるし
許してもやれるはず” と
常日頃から言っておられる
その通りだと思う
今は私が代わりに
“傷つけてゴメンな!” って
まず謝っておきましょう
第五大成丸
「ルミオンの燃費」
最近、このブログでは
「ルミオン 燃費」という括りで検索ヒットしていることが多いようです。
以前、私のルミオンは燃費が悪く、“7㎞/ℓ そこそこ・・・”といった表現をした
ことがあったのですが、その時のブログを見て、“ルミオンって燃費悪いんだ”
という印象を何人かの方に持たせてしまったかもしれません。
もちろん、その時それはウソではなく、まんざら大げさな話でもありませんでした。
車体の重量が嵩むムーンルーフをオプション装備し、足回りのタイヤ&ホイール、
そして、何より重~い重~い私自身を乗っけて走っているのですから、燃費が
良くなるはずがありません。また、プー太郎状態だった私の一日の行動範囲も狭く、
坂道の多い自宅周辺をウロウロしたり、近くのスーパーまで買物に出かけるにも
クルマを使ったり、気になっているショップの散策をタラタラと ・・・ どれもこれも
燃費が悪くなるような走り方をしていた結果だったと思います。
昨年末からボチボチ仕事に出るようになって早や2ヶ月が経過しました。
片道25km、往復で50kmの道程をマイカー通勤しています。朝7時30分前後に
自宅を出ます。帰宅するのは午後8時半前後です。まさか、この私がこんな
規則正しい?リーマン生活をすることになるとは ・・・ と言っても、仕事は現場
仕事で、在庫整理や配達もあって意外と肉体労働が中心です。まさかこの歳に
なってと思うような単調作業も時間を掛けてやらなければなりません。
頭を使えば効率化できる作業はたくさんあります。魅力ある職場にチェンジ
することもできます。ただ、“今までのやり方がある” と一蹴されてしまいます。
大きなストレスを感じつつ、「郷に入れば郷に従え」 と自分に言い聞かせつつ、
ガマンガマンの日々が続きます。満員電車での通勤にはストレスを感じます。
道路の渋滞にはそうストレスを感じません。今の私にとって、独りの空間が作れる
マイカー通勤が唯一の救いになっているかもしれません。
中央環状線を南へ向かう往路の朝は当然のように渋滞します。
職場までは約1時間10分~1時間40分程度(平均1時間20分)掛かり、復路も
約40分~50分は走らなければなりません。同じ道で、ある程度の距離を毎日
走っているので、1週間なり1ヶ月なりの統計をとれば、そこそこ正確な燃費が
はじき出せます。
【 1月の平均燃費 】 約10.0km/ℓ ( 往路 9.0km/ℓ、復路 11.0km/ℓ )
【 2月の平均燃費 】 約10.5km/ℓ ( 往路 9.5km/ℓ、復路 11.5km/ℓ )
やはり、クルマは乗らなければいけない、走らせなければいけない、ということ
なのでしょうね。日に日に燃費が良くなっています。何となくルミオンの動きが
軽快になった気がします。私自身、この2ヶ月で5㌔ほど軽くなったのですが、
まさか、それが要因 ??? さて、この燃費、どこまで伸びてくれますやら ・・・
月曜から土曜まで、融通の利かない状態の勤務で、ほとんどプライベートの
時間が取れません。週に一日しかない休日(日曜)に、まとめて動かなければ
なりません。この辺にもストレスを感じているかもしれません。今日(もう昨日)
の日曜も、クルマのメンテ(オイル交換と洗車)と日用品の買物で、ほぼ一日
潰してしまいました。新たなことに目を向ける余裕がありません。頭を柔らかく
してアイデアを絞り出すことができません。このブログ更新もままなりません。
何とかしなければ ・・・
■ 造形憧憬 ■
「大事なモノ」 を無くして
初めて 「大事なモノ」 だった
と気づかされることがある
すると、
目の前にある “物” にさえ
違った目を向けるようになる
そして、
目の前に居る “者” にも ・・・
第五大成丸