「 新たな船出に戸惑い 」
この扉から始まる新たな船出。
これまで35年、数多くの店舗と出会ってきた。新規OPENのお店も少なくなかった。
ある外食事業部では、自身が企画構成してオープンさせたお店も数店あったが、
今回は正真正銘、自分自身のお店をオープンさせる運びとなった。しかし、しかし、
イマイチ気持ちが乗らない。イマイチエンジンが繋らない・・・。
何か理由があるわけではない。
ましてや、20代で嫁いでいく花嫁のマリッジブルーとも違う。
もう半世紀以上生きている人間にしか味わえない虚しさかもしれない。
周りで華やかに感じる人が居れば居るほど、
その虚しさは増幅している気がする。
あと何年、ガンバれるのか ・・・
あと何年、ガンバらないといけないのか ・・・
■ 楽時々益 ■
人の目線や気持ちより
時間の無さに虚しさを感じる
もっと言えば、
人間の儚さに苛立ちを覚え
姥貝ている中年の憐れさが
垣間見えることだろう
第五大成丸
『 昨日、姫路へ行きました。 』
もう姫路に住んでいるのですが、
姫路では姫路の市街地へ行くことを 「姫路へ行く(出る)」 と言います。
昔は何の違和感もありませんでしたが ・・・ 大阪の人が梅田や難波へ行くことを
「大阪へ行く(出る)」 と言っているようなもの。やはり違和感があると思います。
久々に電車(JR)で行動して新鮮な感覚でした。
駅前の 「展望デッキ」 からはメイン道路の先に姫路城(大天守保存修理工事中)が
見えています(写真)。街もどんどん綺麗になり、新しいスポットが誕生しています。
ある意味、
活性化しない街に嫌気がさして大阪へ出た私にとってはカルチャーショック。
と同時に、今はこの街のために何かできないか ・・・ と考えたりもします。
■ 街的興趣 ■
人には
その人の匂いがある
街にも
その街の匂いがある
大きく言えば
生きている証拠である
街を好きになれるか
その街の匂いで決まる
そんな気がする ・・・
第五大成丸