ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

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阪神タイガース 2009シーズン終了

2009年10月16日 | 虎視淡々




「5年ぶりのBクラス」

10月9日、
阪神タイガースの09シーズンが終了しました。結局、東京ヤクルトスワローズ
との3位争いに敗れ、CS(クライマックスシリーズ)への出場を逃し、5年ぶりの
Bクラス(4位)でシーズンを終えました。ただ、観客動員数は5年連続でリーグ
トップ(300万7074人)だったそうです。( トラファンは今年も強かった!さすが )


「Focus on」

今年(2009)の
チームスローガンは、『 Focus on this play, this moment !! 』 でした。
“そのプレイ、その一瞬に集中せよ!” という意味合いだったと思うのですが、
今シーズンの阪神タイガースの戦いを振り返ってみれば、“ここ” という時ほど、
打てない(送れない、返せない)、守れない、の繰り返しだったように感じます。
このスローガン、果たしてチーム内に浸透していたのでしょうか ・・・ ?
( 「“ここ” と言う時こそ、プロの仕事を!個々の役割を!」 とかのほうが ・・・ )





「勝ちたいという気持ちの差?」

最後の数試合は、
CS出場(3位以内)を掛けた戦いでした。まず、広島東洋カープが脱落して、
スワローズとの一騎打ちとなって、ほぼ3位確定のところまで行きながら、
最後の最後、“勝ちたい” というスワローズの気持ちが、“負けられない”
というタイガースのプレッシャーをうまく突いたような戦いだった気がします。
( シーズン当初、優勝争いを期待されていたはずのチームが ・・・ )

ベンチも含めて、
スワローズの方が “絶対に勝つ!” という気持ちが上だったということでしょうか。
骨折をしながら3番も打ち、リーダーとしてチームを引っ張った宮本選手しかり、
開幕当初から絶不調が長く続いていたが、最終的には4番を任され、3割(.303)
を上回る成績を残した青木選手しかりです。特にこの2人には気迫を感じました。
タイガースも終盤、鳥谷選手や新井選手が復調し、そこそこ打ち出したのですが、
時すでに遅しです。


「最大の敗因」

最終的には、
金本選手を中心とする主力選手が、当初期待したほどの成績を残せなかった
ことが敗因となるのでしょうが、特に、アラフォートリオ(金本・矢野・下柳選手)に
関しては、いつまでも右肩上がりの活躍をするとは誰も思っていないはずです。
逆に言えば、その期待がすべて新井選手と鳥谷選手に行ってしまったことこそが
最大の敗因ではなかったのでしょうか。投手陣に関しては、それすら無かった。
能見投手や岩田投手の活躍は、淡い期待でしかなかったはずです。“コイツは
打たれてもローテーション外さんと使うよ!” という選手がいたかどうか ・・・
( 時には、マスコミに大風呂敷を広げるような首脳陣がいても ・・・ )

それから、
桧山選手のように代打専任であれば、もう4~5年はやれるかもしれませんが、
全試合、全イニング出場している金本選手のカラダの負担、そして4番バッター
として重く圧し掛かる責任は計りしれません。と考えれば、結果は別としてやはり、
今シーズンは新井選手あたりに4番を打たせておくべきではなかったのでしょうか。
そこらの予測・判断・決断において、首脳陣の歯切れの悪さが目立ちました。
( 結果を見て手を打つなら素人にもできる! 虎ファン全員、監督になれるわ! )





「タイガースの野球は ・・・」

真弓監督の野球観、
と言えば大袈裟ですが、1年間の戦い方や采配を見て感じたのは、弱い頃の
タイガースの戦い方であり、采配のパターンです。事前の結果、および過去の
信用度をベースにしたラインナップから始め、それが悪ければ(機能しなければ)
そこから徐々に変えていくというパターンです。当初の構想より良くなる可能性が
薄い動かし方です。勝てる可能性の高い順に並べていくやり方は必ず崩壊します。
そして、崩壊すれば元に戻すのに時間が掛かるものです。
( 中日 落合監督 や 楽天 野村監督の “現場での眼力” がほしいところです )

投手陣の中で
軸になってほしい選手、たとえば安藤投手や藤川投手です。そういう選手の扱い
ほど気を遣ってしまうパターンです。真逆です!そういう選手ほど気持ちを伝えて
無理を言ってみるべきではないでしょうか。また、いい意味でプレッシャーも掛けて
やるべきです。最後のスワローズの戦いで、調子の良いとはいえない安藤投手を
先発で黙って使いました。なぜ、マスコミに対して、“安藤で落としたら(負けたら)
CSに進出できなくても仕方ないやろ” ぐらいの発言ができないのか ・・・ 。
( ちょっと、自分の仕事観とダブってしまいました ・・・ )


「来シーズンは ・・・」

来シーズンは
真弓監督も正念場と捉えて、きっとやってくれると思います。
虎ファンの皆さん、私のように愚痴ばかり言わず、今年以上に応援してください!





「虎フロントとの決別?」

岡田前監督が
オリックスブルーウェーブの監督に就任することが決定しました。あの引責辞任
から1年が経過したわけですが、現役の最後を過ごした球団であり、初のコーチ
経験もこの球団だったはずです。阪神タイガースとのパイプも他球団より太いこと
もあり、今回の監督就任劇に関しては、近い将来(1~2年後?)タイガースに返り
咲くまでの一時的なものではないかという憶測も出ています。逆に、星野SDとの
確執があり、もうタイガースには戻らないのではないかという見方もあるようですが、
いずれにせよ、岡田氏個人としては、現役時代に “生涯一球団” を捨てたことで、
今風に言えば、キャリアアップとして捉えているのではないでしょうか。
( 個人的には、好きなタイプの監督ですので、虎に復帰してほしい方ですが ・・・ )





「現役は続行できるのか?」

球団から戦力外通告を受けた今岡選手です。
( この夏を二軍で越した為か、顔が真っ黒ですねぇ ・・・  )
当然、プロの世界ですから、成績が残せなかったり、チームの編成や構想から
外れれば、“不要” と宣告されます。そしてその可能性はどの選手にもあります。
( 今の野球では、「走れない」 「守れない」 は致命的です )

今岡選手の場合、
PL学園から東洋大、そしてタイガースを逆指名 “ドラ1” 期待大で入団しました。
当初は守備位置の変更や野村監督との確執?などもあり、期待ほどの活躍は
できなかったのですが、02年に1番2塁手に固定されてから打撃が開花し、03年
には首位打者、05年には打撃に専念するため3塁にコンバート、5番を任されて
日本プロ野球歴代3位(球団新記録)の147打点をあげ打点王に輝きました。
( 何かに “取りつかれたような活躍” でした。“逆厄払い” にでも行けば ・・・ )

しかし、一昨年辺りから
翳りが見え始め、昨年、そして今年と期待に応えることができす、戦力外に ・・・
2度のリーグ優勝に貢献した今岡選手は、阪神タイガースへの貢献度も高く、
今後の進路に関しては、球団も一般の選手よりは考えて提案はしていたはずです。
( まだ35歳、さすがに引退は受け入れられなかったのでしょうね )

そして、今岡選手は、
“まだユニフォームは脱げない” と現役続行を望んだことで、自由契約扱いに
なったのではないでしょうか。現在、他球団から明確なオファーは無く、非常に
苦しい状態であると思います。気づけば ・・・ まるで誰かのように! ・・・ ???
( なんとか、選手として活躍できる場と巡り合えることを祈るばかりです ) 


「背番号7」

しかし、
悲しい巡り合わせですね。「背番号7」 そうです!かつての真弓選手(現監督)に
憧れて、タイガースを逆指名して入団した時、背番号も 「7」 を逆指名したと記憶
しています。その憧れの人が監督になったシーズンに、まさかの戦力外 ・・・


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「ヘボ予想が大当たり!?」

今年は、
節目節目で虎ネタをアップしようと思っていたのですが、いかんせん、シーズン
当初の私のヘボ予想がほぼ的中していく状態で、思ってもないエエ話をする
わけにもいかず、かと言って、悪い予想をすれば、一層悪い方へ向かいそうで
なかなかブログにアップできませんでした。来年は、明るくアップできるネタが
増えますように ・・・ 。


■ 虎視淡々 ■

あっという間に
シーズンが終了しました

しかし、
あっという間に
来シーズンがやってきます

来年も
「トラファン」 やりますか?
それとも、
「トラファン」 やめますか ・・・ ?


第五大成丸



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