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伊東若冲展に行った

2016-05-13 17:26:46 | 日記
まさかの220分待ち

実際210分だった。

iPadのゲームと本で待ち時間をやり過ごすと考えていたが

並んだところが良かったのか 同年代女性と話が弾んだ

ひとりはなんと私の住む隣の町内といっていい造形大学で昨年まで通信教育で日本画を学んでいらしたそうだ

もうひと方は北海道がご実家で東京の家と行ったり来たりで京都はお好きで何度も来られているとか

話は体調管理からこれからどう暮らしたいか、勿論若冲についてはもう・・・ファンなんだろうなと感じた

好きな人から話を聴くとどんどん魅力に引き付けられて・・・

よくご存じ・・・知らぬ私は へー そうなんですかあ と聴き入るばかり

そしてちょっと関西風に笑いをいれて

きっとそれが良かったのだろう

美術館職員の方は日が照るので日傘を貸し出してくださるは

水を飲んで熱中症予防にも声掛けしたり

中に入る時は「上着を脱いでの鑑賞を~」と

三時間待ちはそうして終了

いよいよ観れる!

まあ・・・・・目の前で動かぬ人・・・ごっつい人が全く動かない・・・

関西風ごめんやっしゃと割り込む訳にもいかず・・・

少し空いたところでおしとやかにすっと前へ・・・やっぱり関西人かな

日曜美術館なので解説がありその開設された絵画があるとやはり意識してヨーク観る

ヨーク観ると

今二羽の鶏が振り返ってにらみ合っている!

その風のブワーッっていう感じだとか どっちからまわり割り込んだ だとか想像が楽しい

鶏の羽のフワフワ感が感じられてビックリ

以前にも観た事があるのだがその時はこんなに感じなかった

観ているようで全体を平面で判らぬまま 感じていなかったのかもしれない

何せ、羽の不揃いで抜けているところや、くるっと回ったからこの羽のかんじなのかとか・・・

静止している画像なのに動いている瞬間をパチリと取ったかのようだ

トラもヨーク観れば観るほど なでなでしたら こんな毛だろうなとかぬくもりが感じられて

絵を観てこんなことは初めてだった


モミジの赤い色の様々な色の出し方も成程裏からの色でこんなに違うかとただただ関心をして観た

何より版画・・これまた好きになった

白黒逆転とか・・

ただ後継者が居なくて技術は受け継がれていないとか

二羽のオウムの白が際立って美しいと感じた

沢山ある絵の中に白は美しく光っている

漫画のように描かれたものや

デザイン的なもの

まあ・・・いろいろなタッチで

幅広いんだなと感じた

人がいっぱいだったけど

目ーいっぱい鑑賞した

鑑賞の後はクリアファイルを買って帰るのだがお土産もほぼ完売

残り少ないクリアファイルをゲットしてお会計も5分待ち

あまりに腰が痛いのでしゃがんでぐぐーっと腰を伸ばそうと手を前についたら

「お客さま、大丈夫ですか!」と職員の人が駆け付けた

「あら、ありがとう。腰が痛くて伸ばしただけだから大丈夫です。ご心配おかけしました」

というと後ろの人も「しゃがんだとき大丈夫かと心配しました」と声をかけてくださった

実際待ち時間の初めのほうに救急車で運ばれた人がいたからね



色々あったけど 躍動する感じ・ぬくもり を感じて めっちゃ感動~!

一緒に待ったおばさまたちも中に入ってではまたいつか・・と別れてみていたのだが

終わって出てくるとほぼ同時

アラーっとまた会えた感動

ひとしきり感想など言い合ってさよならした

並んでいるときも観ているときも足の運びは少しづつだったので観終わった後は意識して体操がてら大股で散歩た

ほんま、いってよかったわー









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