旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

刑部岬

2023-12-09 20:00:00 | ドライブ

レンタカーで出発symbol6

令和5年12月3日日曜日。今度こそ開通したばかりの三郷流山橋を車で渡るべく出掛けてきた。


千葉県道・埼玉県道29号草加流山線流山橋を渡る

江戸川に架かる流山橋を渡り、千葉県より埼玉県、下総国より武蔵国に入る。いつも渋滞している印象だが、今は渋滞していない。赤信号で橋の上に止まったので写真を撮る。上流側を望む。三郷駅北口交差点を右折して北へ向かう。団地の中の道をを走る。


有料道路の入口の交差点までやって来た


埼玉県道路公社 三郷流山橋有料道路 本線料金所 (埼玉県三郷市)

通行証金の支払いには現金、SuicaPASMOなどの交通系ICカード、WAON、ETCGOが利用出来る。ETCGOは高速道路等のETCとは異なり一旦停止が必要。令和5年12月現在、ダイナースクラブのETCカードのみが利用出来る。今回は現金を料金所ブースの収受員さんに支払う。軽自動車は100円だった。普通車は150円となる。


いよいよ三郷流山橋

先週は歩道を歩いて渡ったが、今日は車道を車で渡る。江戸川に架かる三郷流山橋を渡り、埼玉県より千葉県、武蔵国より下総国に入る。新しいきれいな道路だが車で走るとあっけない。写真も撮れない。歩いて渡った時に写真を撮って正解だった。



これで目的は果たしたが、車は24時間借りている。以前に千葉県一周をしようと思って中途半端になっていた。その時は千葉市のある下総国より上総国に入り木更津市で一泊。富津市・安房郡鋸南町の境で上総国より安房国に入り、館山市の洲埼灯台、南房総市の野島埼灯台に立ち寄る。鴨川市・勝浦市の境で安房国より上総国に入る。長生郡一宮町より九十九里浜に沿って走り、山武市の蓮沼海岸まで来ていた。千葉県一周を再開すべく蓮沼海岸へと向かう。流山市より松戸市へ。国道464号に入る。沿道には梨園が多数ある。市川市を経て鎌ケ谷市へ。道路が渋滞してきた。鎌ケ谷市街地を避けるべく国道を離れる。鎌ケ谷消防署前交差点より国道464号に戻る。これより東は北千葉道路で北総線に沿った線形のよい道路が続く。白井市を経て船橋市の国道16号と接続するあたりで流れが悪くなったが、あとは順調。再び白井市に入り、印西市に入ると信号のない高規格な道路に入る。無料の高速のようだが高速道路ではない。信号なしの区間は終わるが、特急〔スカイライナー〕やアクセス特急の走る成田空港線に沿った線形のよい区間が続く。印旛沼を見て成田市に入る。成田湯川駅の先で高規格な道路は終わる。


押畑ICにて北千葉道路が終わる

この先も開通して欲しいが、現在は国道408号に入る。鎌ケ谷から西の区間も高規格な道路を整備して欲しいが、東京外環自動車道北千葉JCT(仮称)まで自動車専用道路(有料)となるそう。



国道408号は空港通りに入る。成田線の本線と空港支線が分岐するあたりであり、空港支線(JR東日本)と成田空港線(京成電鉄)が成田新幹線が走るはずだった高架線で隣同士となる場所。大型商業施設や飲食店が沿道に連なる土屋地区である。国道408号は国道51号と接続する寺台ICを過ぎると国道295号となる。国道51号と成田国際空港を結ぶ国道である。成田IC/SICを通過。新空港自動車道に沿う。A滑走路のRWY16Rに着陸する航空機が低空で飛んでゆく。国道295号の起点を過ぎ成田国際空港(NRT RJAA)のある地区を通過する。地方空港であれば道の駅感覚で立ち寄るが、駐車料金も要るだろうから通過する。以前、車で訪れた時には空港に入るには検問があり、トランクを開けたりして物々しい雰囲気だったが、今は違うのだろうか。地下トンネルで誘導路などの下を抜けるが、一部道路が不自然な曲線となっている。成田市より山武郡芝山町に入る。下総国より上総国に入ったと思う。芝山千代田駅を過ぎ、空港地区を抜けて芝山はにわ道と名付けられた千葉県道62号を進む。線形のよい気持ちのいい道。山武郡横芝光町と山武市の境付近を県道は通る。山武市は「さんむし」と読む。首都圏中央連絡自動車道松尾横芝ICを通過。千葉県内の圏央道の未開通区間は大栄JCT-松尾横芝IC間を残すのみ。横芝光町と離れ山武市内を走り、国道126号と接続する猿尾交差点の先では芝山はにわ道は千葉県道58号となる。総武本線と立体交差して県道は平野に出た。平成の大合併で山武市となった山武郡旧蓮沼村にある道の駅に到着。小休止する。


道の駅 オライはすぬま (千葉県山武市蓮沼ハ)


上空を成田を離陸した航空機が通過



ここまで来たら海まで行こう。芝山はにわ道のどん突きまで。



車はここまで。歩いて海が見えるところまで行く。


太平洋を望む




九十九里海岸

鎌ケ谷市内での渋滞もあって日も傾いてきた。






ティーウェイ航空 TW214便が上空を通過 ※機種、機体記号は未確認。

仁川国際空港(ICN RKSI)へ向かうSouth KoreaのLCC。西暦1998年に米国の航空会社の便で金浦国際空港(GMP RKSS)を利用した事があるが、当時はまだ仁川は開港していなかった。



すっかり夕方だが、ここ蓮沼より千葉県一周を再開する。千葉県道30号を銚子方面へ。空いていて快適な県道である。山武郡横芝光町に入る。町内を流れる栗山川を渡り上総国より下総国へ入る。横芝光町は平成18年に匝瑳郡光町と山武郡横芝町が合併して誕生。匝瑳郡が下総国、山武郡が上総国なので、町内に国境のある町となった。匝瑳市に入る。ここも平成18年に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生。「そうさし」と読む。旭市に入る。県道30号は右折となる交差点があったが知らずに直進。ちょっと内陸に入ってしまうが、修正して海沿いの県道30号に戻る。飯岡漁港に到着。今日一番来たかった所を訪れる。


刑部岬 (千葉県旭市下永井)

九十九里浜はここまで。この先は屛風ヶ浦という海食崖が銚子方面に続く。写真では明るく映っているが、もう薄暗くなってきた。


飯岡漁港


fuji 富士山(3,776m)

ここから富士山が見えるとは知らなかった。地図を見ると間に房総半島があるのに何ら支障なく望む事が出来る。千葉県は平べったいのだなと思う。





屛風ヶ浦に遊歩道があり歩いてみたいが、もう暗くなるので今日は行かない。












飯岡灯台



刑部岬を後にする。もう前照灯を点けて走らなければならない。国道126号に出るとすぐに銚子市に入る。国道より千葉県道286号愛宕山公園線へ。銚子ドーバーラインの愛称がある。もう真っ暗だが明るいうちに走ったらいい道路だろうなと思う。街に入り踏切がある。銚子電気鉄道線で、渡ると犬吠駅がある。岬の方へ行くと無料駐車場があり車を停める。


犬吠埼灯台 (千葉県銚子市犬吠埼)

時刻は午後5時7分だが真っ暗である。チーバくんの鼻の下の流山市から耳の先っちょの銚子市までやって来た。それでは銚子市街地へ向かう。



明るいうちに走りたい道を走って銚子市街地にやってきた。ヤマサ醤油の工場の前を通る。銚子にはヒゲタ醤油の工場もある。


JR東日本 総武本線 銚子駅 (千葉県銚子市西芝町)

銚子電気鉄道銚子電気鉄道線が接続する。今日は駅には用はない。これで銚子を後にする。



国道356号を西へ向かう。銚子の市街地を抜ける。利根川の右岸を走っている。今日の宿は左岸の茨城県側に取っている。利根川には有料と無料の橋が架かるが、千葉県一周の途中であるからなるべく右岸を走る。香取郡東庄町に入る。線形が悪く成田線と平面交差する踏切もある。香取市に入る。再び踏切があり成田線と平面交差する。利根川に近い場所に小見川東庄バイパスが整備されている。香取郡小見川町という町があったと記憶するが、平成18年に佐原市などと合併して香取市となっている。その旧小見川町で利根川を渡ろうと思う。千葉県道44号成田小見川鹿島港線小見川大橋で利根川を渡る。ここでは利根川は県境ではなく、まだ香取市である。つづいて常陸利根川に架かる息栖大橋を渡って千葉県香取市より茨城県神栖市、下総国より常陸国に入る。茨城県道44号成田小見川鹿島港線を行く。道路は往復4車線となる。国道124号に入る。国道も往復4車線。鹿嶋市に入る手前で国道から分かれて今日の宿に到着する。


スーパーホテル鹿嶋 (茨城県神栖市居切)


客室の様子




tv 衛星放送でドラマを見る

もう食べ終えたところか。


tv BSPがなくなっている


sun 片山さんのお天気を見て…

夕食に出掛ける。車で行くとお酒が飲めないので歩いて行けるところにする。他に歩道を歩く人はおらず、草が生えているところもある。国道沿いの飲食店に入店する。


蒸し鶏の香味ソース(280円)フレッシュワイン デカンタ250ml(200円)

暫くは生野菜は頼まない。普段からあまり頼まなかったが。蒸し鶏で葡萄酒を飲む。旨い。


料理が揃った♪


野菜ときのこのピザ(400円)


スープ入り塩味ボンゴレ(500円)

箸を使っているが、スパゲッティを箸で食べる訳ではない。


あさりをフォークとナイフで食べる事が出来ない…

お箸が用意してあるのでボンゴレの時は遠慮なく使う事にしている。


サイゼリヤ 鹿島神栖店 (茨城県神栖市堀割)

ごちそうさまでした。この店舗は24時まで営業している。うちの周りは22時までのところが多いのでうらやましい。




不二家 50gカントリーマアムミニ(バニラ)(108円)

ファミリーマートでお菓子を買ってホテルに戻る。コーヒーはホテルのウェルカムドリンク
(無料)のもの。


tv 番組表を見る

チャンネルが減ってしまったが、サブチャンネルがあるからいいのか。


tv 時代劇を見る これまで令和5年12月3日撮影

熊取のスーパーホテルさんでは動画が見られたが、こちらでは見られない。地上波は東京キー局の他に千葉の民放が映る。ちなみに茨城県には民放のテレビ局はない。総合テレビが水戸局から県域放送をしている。この後はBSなどを見ていたが早めに就寝する。


sun 近藤さんのお天気を見て… これより令和5年12月4日撮影

令和5年12月4日月曜日。神栖市のホテルで起床する。朝湯に入ってきた。屏風ヶ浦温泉の湯。


tv 東京からのニュース

水戸局は水戸からの放送ではない。ちなみにホテルでは総合は東京スカイツリーの方も映る。


交通情報を見て…


客室からの眺め

硝子越しですが。


筑波山




サイゼリヤを望む




無慮朝食

午前6時台にお風呂に行った時に朝食会場の前を通ったが混雑しているようだったが、7時台では空いている。皆さん朝が早いのだろうか。熊取もそうだったが、おかずに鶏肉があるのが嬉しい。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


快適なホテルをチェックアウトする


レンタカーで出発するsymbol6

ここで問題発生。結論から言うとホテルに忘れ物をしたのだ。取りに戻ったが発見出来ず。実は見落としていて客室に残っており、郵送してもらった。ありがとうございました。



予定していたより一時間程遅れて出発。遅くなったので東関東自動車道潮来ICに向かう事も考えたが、千葉県一周の続きに戻る。国道124号から茨城県道44号へ。往復4車線が2車線となり、常陸利根川に架かる息栖大橋を渡る。茨城県神栖市より千葉県香取市、常陸国より下総国に入る。利根川に架かる小見川大橋を渡る。道路は渋滞している。国道356号に戻り我孫子方面へ。成田線の側を走る区間となる。東関道の高架と交差する。近くに佐原PAがあるが、流入出来る佐原香取ICはもう少し南にあり、国道356号から直ぐに入れない。鹿島線の高架と交差する。東関道を走る高速バスの本数は多いが、鹿島線の本数は少ない。道の駅 水の郷さわらの側を通過する。



本当は国道356号を我孫子へ向かうつもりだったが、出発が遅くなりレンタカー返却の時間も迫る。千葉県一周はここで中断して国道51号に入り千葉方面へと向かう。暫く往復4車線で快走するが、2車線になりゆっくりした流れとなる。成田市に入る。国道51号は何度も通っている。東関道大栄ICを通過。まだ高速に入らなくてもいいかな。国道51号沿いには以前何度も利用したレンタカーの店舗がある。空港から送迎してもらっていたが、今はより空港に近い場所に移転されたそう。元の店舗の建物が見える。近くのENEOSの給油所も利用したものだ。大栄JCT付近で圏央道と東関道の高架と交差する。そして成田国際空港(NRT RJAA)B滑走路(RWY16L/34R)(2,500m)をアンダーパスする十余三トンネルを抜ける。今度は掘割の東関道の上を橋梁で交差する。成田新幹線が転じたJR東日本成田線・京成電鉄成田空港線の高架と交差する。往復4車線となり昨日通過した国道408号・国道295号の高架と寺台ICで交差する。成田市街地に入ってきた。京成電鉄本線の高架と交差する。国道51号を離れて国道409号へ。堀割の成田線の上を橋梁で交差。富里市に入る。そろそろ高速を使う。お手洗いにも行きたくなった。何度も信号待ちになるのがじれったい。富里ICで通行券を受け取り東関道に流入。なお忘れ物とはETCカードである。



この辺りの最高速度は120km/hとなっている。軽自動車なのでそこまで飛ばさないが、この車はよく走る。軽が550ccだった頃とは隔世の感がある。印旛郡酒々井町に入り酒々井ICを通過する。地図で見るとここまでで一度酒々井町を通過していたようだがつゆ知らず。酒々井PAに入る。



酒々井PAを出発。往復6車線の道路を快走する。佐倉市に入り佐倉ICを通過。四街道市に入り四街道ICを通過。東関道で最高速度規制が120km/hに引き上げられているのは四街道IC付近から成田JCT付近で、四街道ICの先は100km/h、千葉北ICの先は80km/hとなるそう。千葉市に入り千葉北ICを通過して宮野木JCTより京葉道路に入る。その前に料金を支払う。軽自動車は860円。料金所ブースで通行券を渡すのが何やら懐かしい。京葉道路の最高速度は60km/h(一部区間は80km/h)となっている。交通量は多い。習志野市、船橋市と来て船橋TBにて京葉道路の通行料金を支払う。軽自動車290円。ETCでないと何度も停まって通行料金を支払うのが煩わしい。しかもETC料金の方が割安である。市川市に入り京葉JCTより外環道に入る。地下区間にある料金所で外環道の料金を支払う。軽自動車860円。大変割高に感じる。これは大泉JCTまでの料金となるからである。ETC車なら距離に応じた料金が適用され軽自動車340円ですむはずだった。ETCがなければ困る。また車のETCがカードが入っていないと警告音まで鳴らして騒々しい。知らんし。一般のブースを通っているから問題ないのだ。外環道の最高速度は80km/hで、この付近は往復4車線。半地下の堀割となっている。北千葉道路へのJCTとなるイカの耳を確認。ここから鎌ケ谷市までの区間が開通すれば成田市に繋がり便利になるだろう。外環道内回りに渋滞があって松戸ICで出口渋滞となっている。何とか流出して松戸市に入る。給油してレンタカーを無事に返却した。 (おわり)