JR東日本 青梅線 御嶽駅 (東京都青梅市御岳本町)
次の奥多摩行に乗車する。昭島から御嶽までは切符を買っていたが、この後はSuicaを利用する。まだ入金(チャージ)残額は充分なはず。
自動券売機と簡易改札機
当駅は基本は無人駅なので出札口は無くなっている。チャージも出来る券売機とチャージ専用機が設置されている。出場時に残額不足となってもこれらの機械でチャージ出来る。では入場の簡易改札機にSuicaをタッチしてプラットフォームへ。
JR東日本 青梅線 普通 1003列車 [E233系青461編成] (御嶽)
青梅線で御嶽を出発
1本前の列車は混雑していて座る事は出来なかったが、今度は座る事が出来た。窓を背にしたベンチシート(ロングシート)だが、多摩川沿いの車窓を楽しんでゆく。
青梅線の車窓 (古里-鳩ノ巣)
JR東日本 青梅線 普通 1003列車 [E233系青461編成] (鳩ノ巣)
程なく次の目的地、鳩ノ巣に到着。下車する。
青梅線で鳩ノ巣に到着
青梅線 普通 1003レ 御嶽(11:04)→鳩ノ巣(11:17) クハE232-61 IC運賃168円
奥多摩行が出発
JR東日本 青梅線 鳩ノ巣駅 (東京都西多摩郡奥多摩町棚沢)
当駅は完全に無人駅。出場の簡易改札機に交通系ICカードをタッチして残高不足となったお客さんがいる。鳩ノ巣にはチャージ出来る機械がなく、駅前に商店もないからコンビニエンスストアでチャージする事も出来ない。詰みである。次回係員のいる駅で申し出てカードを処理してもらう必要がある。田舎の小駅を利用する時は残額に気を付けたい。
海抜310メートル 鳩ノ巣駅 開業 昭和19年7月1日
国道411号 鳩の巣トンネル
隧道の先に紅葉が見えるのがいい。さて駅から程近い鳩ノ巣渓谷に向かう。また渓谷へは坂を下ってゆく。御岳渓谷よりも下りが長い。後で上る事を考えると気が重い。
川面が見えてきた
下りてゆくと吊橋に至る。橋の袂にカフェがあり、入店待ちの列が出来ている。
多摩川に架かる吊橋、鳩ノ巣小橋を渡る
この吊橋が結構揺れる。東京港連絡橋(レインボーブリッジ)も揺れていたし、吊橋が揺れるのは当然。踏み板もしっかりしており不安はないが、写真を撮るのであまり揺れない方がいい。
何たる美しさ。紅葉が渓谷に映え素晴らしい景勝地だと思う。ただ御岳渓谷と比べて歩きやすい道ではない。岩場になっていて、昨日の雨で濡れた落ち葉を踏んで滑って転倒しそうである。吊橋を渡った辺りを恐る恐る歩く。
この美しい景色を写生している一団がいる。絵心がないからせめて写真に収めてゆく。
紅葉と渓谷の美しい景色を堪能した。列車は30分毎なのでそろそろ戻らなければならない。急な坂を息を切らして上ってゆく。それでもわざわざ行く程の絶景だった。
駅に戻ってきた
簡易改札機と乗車駅証明書発行機のみ
出札口は塞がれている。Suicaで入場する。
奥多摩行が入線
JR東日本 青梅線 普通 1111列車 [E233系青460編成] (鳩ノ巣)
青梅線で鳩ノ巣を出発
これまで二度青梅線を乗り通したが、拝島以西の駅で下車したのは初めて。今回二つの渓谷を訪れてよかったと思う。列車は終点の奥多摩に到着した。
JR東日本 青梅線 普通 1111列車 [E233系青460編成] (奥多摩)
青梅線で奥多摩に到着
青梅線 普通 1111レ 鳩ノ巣(11:47)→奥多摩(11:52) クハE232-60 IC運賃157円
車止め
自動券売機と簡易改札機
当駅には駅員さんもいて、Suicaにチャージする機械もある。しかし相変わらず出札口がない。二階にはカフェが入っている。
JR東日本 青梅線 奥多摩駅 (東京都西多摩郡奥多摩町氷川)
これまで令和3年11月23日撮影
奥多摩は久しぶり。初めてデジカメを買った時に試し撮りを兼ねてやって来て以来。詳しい日付もその時の写真もすぐに出てこないが、1枚だけ自分のブログから見付けた。
JR東日本 青梅線 奥多摩駅 (東京都西多摩郡奥多摩町氷川)
平成17年撮影
「奥多摩町制施行50周年」の文字が見えるので平成17年撮影で間違いない。つまり16年振りに訪れた事になる。その前に乗りつぶしで訪れた時だったか、昼食に駅前の土産物屋を兼ねた飲食店でお蕎麦を食べた。西洋人男女二人の客が「Check」と言ってお勘定をしていたのが記憶に残っている。記憶を辿りその店を探すが見当たらない。少なくとも20年くらい前で記憶も曖昧である。バスターミナルに土産物屋と食堂があり、食堂は12時過ぎに開店という。列に並び開店とともに初めての店に入る。すぐ席に案内される。相席にはしないようで一人でテーブル(4席)を占有する事となり恐縮するが、仕方ないものは仕方ない。
日本酒 地元の銘酒「澤乃井」(495円)
これより令和3年11月23日撮影
麦酒もいいが少し寒いのでお酒にする。先日チェーンの中華料理店で熱燗を頼んだ時に熱過ぎるのが出てきたのでぬる燗を頼んだのだが、ここは熱燗でよかったかな。元禄15年(1702)創業、小澤酒造さん(東京都青梅市)の澤乃井は東京のお酒という事で記憶にある。お酒はひやか冷酒で飲んでいたが太田さんの番組を見て最近は燗酒にしている。先月柏崎でひやより燗酒を飲んだらしっくりきたのもある。このご時世で通気をよくした店内が少し寒いので余計に旨い。
雲取セット(1,595円)
店員さんがお蕎麦を勧めていたので注文。
天ぷらそば(温)
少々寒いので温かいそばにした。
きのこめし ミニサイズ
牛蒡と蒟蒻で一盞するもよし。
いただきます♪
お蕎麦は手打。しっかりとした田舎そばが美味しかった。ごちそうさまでした。
氷川サービスステーション (東京都西多摩郡奥多摩町氷川)
入店待ちの列が店の外ではなく建物内の土産物売り場の方へ伸びていた。
西東京バス サービスステーション(氷川車庫)
(東京都西多摩郡奥多摩町氷川)
奥多摩から先に足を延ばした事がない。バスに乗り換えて奥多摩湖とか行ってみたいが今日は行かない。
向かいには奥多摩駅
JR東日本 青梅線 普通 1302列車 [E233系青461編成] (奥多摩)
E233系普通車車内の様子
青梅線で奥多摩を出発
帰りはSuicaではなく紙の切符を利用する。営業キロが100km以下かつ東京近郊区間内の駅相互発着で途中下車出来ない。特別企画乗車券「のんびりホリデーSuicaパス」(2,670円)や「休日おでかけパス」(2,720円)だと乗り降り自由なので出発地や利用条件が合えばお勧めする。Suicaの入金(チャージ)残額を気にする必要もない。
開いている窓から撮影 (鳩ノ巣-白丸)
空いていた青梅行は次第に乗客が増えてゆき、御嶽からは混雑した。青梅で乗り換え4両編成から10両編成の列車に乗り換えると混雑はない。今回利用した列車は全てロングシートでボックス席(クロスシート)を利用する事はなかった。 (おわり)