日記 （温泉）

　また寒さが玉戻りいたようで、ここしばらく植木仕事が続いたので、骨休みと近くの温泉に行った。最近は近くのいたるところで新しい温泉が出来てきた。それでもあまり人気のない温泉へ行ったのだが、結構込み合っていた。やはりお年寄りが（７６歳で自分もその中に入りますが）ほとんどであった。自分は一人で行ったので図書館で借りてきた本を、読んでいたのだが、皆さんの話が耳に入ってくると、だいたいが年金の多寡のはなしである。なんだかんだ言っても日本は恵まれているような気がした。気の合った人とお弁当持参で、雑談に耽っている姿は超高齢者社会が来るという悲壮感が全くない。もっともその頃は自分を含めてこの世にはいないので、超高齢者社会などということを心配する必要もないのかもしれない。でもこれは今後の高齢者の生きがいや、高齢者にとっても、生活に困らないからといって、ただ、ノウノウと暮らすことは結構つらいのだ。たまたま自分は植木剪定が趣味で、結構あちらこちらで仕事を頼まれているから、居場所がなくて退屈することもないが・・・。