ここ数日テレビでは、予定の番組をはずして、サカーのニュースでいっぱいのようだ。しかし、このサッカーの人気はいつごろからなのだろう？サッカー人気のため野球はひと頃の人気をなくしているようだ。人気というより、「爆発」のようだ。一説によるとサッカーの起源は昔戦いに勝った部族が、負けた部族の大将の首を切り、それを負けた相手の陣地にけり込むという習わしからきたという。あの熱狂ぶりから考えると、なんとなくうなずける。テレビのように熱狂はしないが、やはり日本のチームの価値を願っている。
やはり寄る年波には勝てない。ここのところ血圧が高い日が続いて、パソコンに向き合う時間が億劫になってしまった。何分にも８６歳、何時、あの世からお迎えが来ても不思議ではない年だ。死後、子供達には迷惑をかけずにしたいと、いろいろ考えが浮かんで、血圧が高いせいもあるが、夜ねむれなくなってしまった。思えば公務員生活４２年、シルバー人材センター２０年、病気一つせず、よく頑張ったと思う。血圧はここのところ寒い日が続いてせいかもしれない。まだ、何とか生きて行けそうにも思う。
今日、持病の（高血圧）の診察日で会計したとき、今月から２割負担になっていた。薬と診察とを合わせると3000円近くになっていた。２割負担の手紙が来たとき、まあ、１割ぐらいの負担増であるなら、大したことはないと思っていたら、いざ支払ってみると「えつ」と思った。年を取るとやたらと体に具合が悪いところが出てきて、これからは、何を節約するか、頭の痛いところだ。健康保険財政も大変なことは解っているが、実際に支払ってみると負担の大きさに驚いた。年金生活になったころから、ずいぶん節約した生活をしているが、さらに拍車をかけて苦しくなった生活を強いられるようになった。
早朝がだいぶ寒くなってきたので、散歩は日中にと家内から言われて、今日は日中の散歩にした。コースも変えて近くの幼稚園の方から散歩した。ちょうど幼稚園では運動会の真っ最中で父兄に混じって参観した。徒競走の観戦中つくづく思ったことは、天はなぜ、人間の能力に差をつけたのだろか？。徒競走で一人遅れて、顔をくしゃくしゃ、半泣きで走っていた子がいた。最後まで走りぬいたが、その頑張りに、見ていた自分も目頭が熱くなった。思えば自分も高校の時の将来の大きな夢を、無能のためあきらめ、安全第一の公務員になってしまった。今思うと、あの最後尾で顔をくしゃくしゃにして半泣きで走りぬいたあの子のように、努力して挑戦すべきだったと後悔している。弁解するわけでも無いが、自分の下に兄弟が4人もいて、家計を少しでも助けなければならなかった。でも、最後まで少年時代の夢に向かって突っ走るべきだと、今は後悔している。
