今日妹の訃報があった。長らく（２０年近く）認知症で施設に入っていたが、とうとう逝ってしまった。兄弟８人であったが、４人になってしまった。妹は非常に努力家で、片田舎の中学を卒業して、一人で東京女子医科大学準看護学校へ入学して、看護婦として、３０年近く勤め上げた。結婚後しばらくして主人の商売を手伝うため好きな看護職を退職し手伝っていたが、認知症になり、あわれな人生だったと思う。この次は自分の番のようだ。子供たちも自立していて心配することもないので、趣味の読書とパソコンをして、のんびり、残り少ない人生を過ごそう。
今日は近くのホームセンターで灯油の安売りがあった。安売りといっても、ポイントが5倍多くなるだけだが・・・。しかし朝早めに行ったが、かなりの人がもうポリタンクをもって並んでいた。あまりの人の多さに、かってのオイルショックの当時を思い出した。やはり、人は考えることは同じだな・・・と思いながら1時間ほど待たされた。政府は（安倍政権）は所得は伸びているというが、この状況を見たら、そんな大口はたたけないだろうと思いながら、順番を待っていた。年金暮らしには、例え1日1食減らしても、寒さだけは我慢できない。日本は確かに自分が学生の頃より、全般的に豊かかになったかもしれないが、自分と同じような生活水準の人もかなり多いのでは・・・・・
散歩のコースを変えて見た。以前に見た立派な家と門被りの松、もっこく、モミジ、梅、といった庭木に欠かせない木が、家だけ残しにすっかり無くなていた。家はリホーム中のようで、工事が入っていた。何ゆえに庭木をなくしてしまったのか・・・。多分この家は中古住宅として売りに出されるのだろう。庭木があっては、売れないのかもしれない。庭木のたくさんある家は、あとの手入れがお金が、かかって、大変なのかもしれない。自分もシルバーセンターで、庭木の手入れを60歳から80までやってきたから、この家の庭木の手入れの費用は半端じゃないのは解るが、それにしても残念な気持ちで散歩から帰ってきた。確かに最近建つ家は庭木など植えず、草花を中心にガーデニングをしている家が多くなった来た。後々考えれば庭木など植えな方がいいかもしれない。そんなことをいう自分の家はといえば、もう今年は84歳、我が家の庭木は年々頭を切り落とし低くしている。高いところが怖くなってきたのだ。
我が家の近くに公務員官舎があり、それは我が家より10年もあとに建てられた5階建てのビルだ。それが今日から解体工事に入ったようだ。見るところ、まだどこも老朽化していないようだが、なぜ解体するのだろう？自分も公務員だったが、その頃は、官舎は空きがなく、なかなか入れなかったものだ。聞くところによると、今は、官舎を作るよりは、住宅手当で補った方が安くつくらしい。官舎は維持費もかかり、また管理にも経費がかかり、そんなことが取り壊しが進んでいく背景にあるようだ。また、官舎に入る方も、家に帰っても職場の延長のようなところもあり、官舎に入る方も抵抗があるようだ。それにしても今解体している官舎は、解体するには、もったいないような気がする。
今日は成人式だ。孫が成人式を迎えて、晴れ姿を見せに来た。孫にも衣装といわれているが、なるほど孫がやたらに色っぽく見えた。お祝いと、正月のお年玉をもらいに来たようだ。年金暮らしの我が家の家計では、大変な出費だ。でも、孫は可愛い。大学在学中でめったに家には来ないが、しばらく見てないので、やはり、女だ。色っぽくなってきた。おかしな虫がつかなければ良いが・・・ところで成人式というと若者が大暴れするのが毎年テレビで放映されていたのが、今年はそのような情報はテレビで見ている限りないようだ。世の中少しは落ち着いてきたようだ。いずれにしても、60年前の自分の成人式とは今の成人式と比べると、なんと貧弱な成人式だったろう。成人式が終わって帰るとき、多分菓子パンをもらった記憶が残っている。当時としては菓子パンもなかなか食することも出来ない時代だった。
