しばらく雨の日が続いたが、今朝は雨は降っていないので散歩に出かけた。散歩なんて言うといかにも余裕のある生活に聞こえるが、実際は、ここの所、年のせいで（この言葉は自分が一番嫌いな言葉だが・・・）足腰が大分弱ってきているので、出来るだけ歩くようにしているだけである。田んぼはちょっと散歩をさぼっている間に稲の穂がかなり実ってきていた。来月早々稲刈りが始まるようだ。自分が子供のころは稲刈りは１０月～１１月であったが今は田植えも早いが刈り取りも早い。来月の終わりには我が家にも新米が食べられるようだ。シルバー大学校も来月は卒業で、さて、卒業後はどうしようかと、あれこれ考えている。シルバー大学校では出来るだけボランテア活動をといっているが、83歳半ばを過ぎるとかえってボランテアの皆さんの足手まといになってしまうかもしれないので、それは見合わせることにしよう。宿命とはいえやはり年は取りたくないものだ・・・・。
ここの所大雨が続き、我が家の前を流れる川が、氾濫すんぜんであった。しかし、雨が止んだ翌朝、例によって散歩に出かけた。昨日の大雨は嘘のような静かな朝であった。散歩の途中、もう、コオロギが鳴いていた。まだ、お盆が終わったばかり、やはり秋が近いことを感じた。自分の祖母が良く、コオロギが鳴くのを、「はやく冬支度をしろよ」とつたえているのだといっていたが、やはり朝、夕はしのぎやすくなってきた。また、嫌いな冬将軍がやってくる。これからはせいぜい温泉三昧とするかな・・・・・
お盆も昨日で過ぎた。今年は明日（18日）まで休みの所が多いいようで、近くの高速道路は相変わらず混雑している。特に予定のない高齢者夫婦は、この暑さの中でフーフーしている。熱中症が心配なので、時々エアコンをかけて暑さをしのいでいる。エアコンも電気料金を気にしながら、時々止めては、またかけるといったところだ。年金生活者には、夏の厚さも、冬の寒さも体に応える。こんな思いをして、長生きしても何の得にもならないようだが、不思議なもので内心は、一日でも長生きしたいと、近所の医者に通い、やたらと薬を処方してもらって、健康に最善の注意をしている。この歳になると（83歳）足腰も弱って、朝の散歩にも（約3000歩）疲れを感じる。楽しみといえば、音楽を（クラッシック）聞いているときぐらいだ。パソコンをこねくり回している時間も楽しみの時間だ。・・・・・・・
お盆休み休みも中日まで来てしまった。最も自分は毎日が休日なので、特に休みの日が終わることには気にかけないが、仕事をもって働いている人にとっては、ああ、もう休みの日も終わりかと、がっかりしていることだろう。今年のお盆休みは台風が重なり、故郷へ帰郷した人達、また、レジャーを楽しむ人たちには、生憎な連休だったようだ。自分も昨日は初盆があったので、初盆の親戚に行ったが大雨に降られてさんざんであった。自分の親戚もだんだん付き合いも少なくなってきて、お盆に出かけることも、また年末年始に出かけること、とんとなくなってきた。加齢とともに出かけることが億劫になってきて、付き合いの少なくなってきたことには、体力的に楽になってきたが、さびしくなってきたように思う。
ここ2日間体調が思わしくなく、毎日の日課の散歩を控えていた。今朝は血圧も「まあまあ」なので、出かけてみた。驚いたことにもう稲の穂がもう出ていた。「世の中は三日みぬまの桜かな」と言われているが、なるほど自然は一刻一刻と変わっているのだなと、つくづく感じた。自分の体調も年の割には若いと周りから言われていて、いい気になっていたが、「頭の回転」「歩行の姿勢」「物忘れ」等々、悲しいかな、かなり悪いほうへ進んでいる。願わくは「認知症」だけにはなりたくないと、日々思っている。9月にはシルバー大学校の卒業式だ。入学した時、卒業前に「あの世からのお迎えが先に来てしまうかも」と思っていたが、何とか卒業はできそうだ。普段健康であることを自慢していたが、自然の変化と同様自分の体も、気が付かずにはいるが、日々変化（自分の場合は老化）しているのだなと感じた。そのうちにパソコンも触れなくなってくるだろう。シルバー大学校の皆さんはほとんどが70歳前なので、皆と歩調を合わせることには、かなりの努力をした。やはり83歳と70歳前とでは、あらゆる面での違いを見せつけられた。
