ここしばらく仕事がなく、在宅の日が続いている。寒い日が続いているので体には良い休養になったかもしれない。しかし家に居るのもなかなか退屈で困ったものだ。温泉にでも行ってのんびりしてくるのもいいかもしれないが、何分自分は友達がいないし、一人で行く気にもならない。今年は自分も７７歳になる。ボツボツ仕事も切上げるころになった。今日も朝から読書、それから散歩、そしてパソコンと、こんな日が毎日続く日が間もなく訪れるのかと思うと、なにか不安になる。今はスポーツクラブ、趣味の会等々いろいろ退屈しないようにはなっているようだが、自分は何分にも貧乏性なので、特に友達を作ったり、そういうところにも行く気にもならない。昭和２０年３月１０日の大空襲で命からがら逃げて、助かった身で何時も何かに脅えていて、仕事する以外は考えられない。これからどうしようかな・・・・・。
各メデアでは、日本の借金の残高が増え続けていることに、危惧する報道が多々なされている。その最たる原因は福祉予算だ。確かに医療費は年々増え続けている。特に高齢者の医療費が馬鹿にならない。自分も７６歳で高齢者の部に入るのだが、報道を聞くたびに、これから生きていくのが申し訳ないような気がしてたまらない。自分が思うことは、例え負担が増えても医療機関での窓口負担は、均一３割にすべきだと思う。自分も月に一度コレステロールの薬と検査に病院に通っている身だが、病院は健康そうな顔をした老人で、いっぱいでサロン化している。話をそれとなくきいていると、家に居ても仕方がないから、病院に来て顔なじみと普段の生活やら、健康状態の話である。窓口負担を増やせばなどと言えば、多分それは医療抑制だとの誹りを受けるかもしれないが、この辺で混合診療を含めた政策が必要ではないかな・・・・？
今年は年明けと同時に寒い日が続く。植木屋の仕事も寒さは最近ホカロンなどがあり、さほど気にはならないが、作業中の手の（指先）の冷たさはほんとうに耐えがたい。ところで、テレビに映し出される成人j式のなんと華やかになったことだろう。自分が成人式をあげたころとは（５６年前）まるっきり違っていた。晴れ着など着てくる人は一人もなく、男性だって背広など着てくる人は、数えるくらいだった。ほとんどがジャンバーであった。一昔まえといえばそれまでだが、日本は大きく豊かになったのだ。自分が住み込みで働いたころは、休日は１日と１５日であった。毎日夜１１時ごろまで働き、朝は６時に起床して、ほんとに仕事に明け暮れしたものだ。夜、銭湯で近所の仲間といよいよこれからは週休になると、新聞の報道の話の話があって、これで自分も人並みの生活が出来るようになるのかなと、胸を膨らませたことが昨日のように思い出された。
正月もおわて、今日は４日だ。今年は自分も７７歳になる。相変わらず植木屋（シルバーでの）仕事は続けるつもり。この寒い間は少し仕事を減らそう。６０歳で公務員を定年退職した時は、自分の人生計画は７５才までの計画しかなかった。当時の男性の平均寿命は男性で７６歳であったからだ。この調子では８０才までは生きなければならないことになりそうだ。世間では高齢者が年々増えて日本の財政を圧迫しているというニュスがテレビ、新聞に毎日のように報道されているが、毎日が肩身が狭い思いだ。自分では誰にも迷惑はかけていないつもりだが。若い人たちの負担増なっているのかと思うと心苦しい。８０頃なったら、誰の世話にもならずに、ｐｐｋ（それまではぴんぴんしていて、ころりと死んでいけたらと）で生きたものだ
