今日も朝早めに図書館へ行った。例よって開館前の時間を図書館の公園を３０分ほど散歩した。落葉樹の多いこの公園は落葉した木々の小枝の先が澄んだ空に、背を高くしてとてもきれいだった。開館までまだ時間があったので公園のベンチでしばらく木々を眺めながら、いろいろ思いをはせた。来年は自分も８２歳になる。長生きしたほうかもしれないが、振り返ってみると何もいいことなど全くなかった。いや、一つだ良いことがある。それは病気とは全く縁がなかったことだ。現在もこの年になっても悪いところはない（頭以外は）。こうして公園で四季折々の景色を見ることが出来るのはあるいは、幸せなのかもしれない。それにしても落葉した木々はきれいだ。
最近自分でも気が付いていることだが、物忘れが結構するようになった。８１歳半ば少しボケの始まりかもしれない。人の顔はわかるのだが、名前がなかなか覚えられない。先月娘と家内と自分とで金沢へ３泊４日で旅行へ行ったが、自分の持ち物をどこのリュックに入れたのか探す時間が多くなった。楽しい旅行であったが、自分のボケの始まりに気が付いて、ゆうつな気分になった。特に日常生活には不便は感じないが、年を改めて感じる。シルバー大学では普通に授業は受けているのだが（ボケ防止のため）ボケる前にあの世に行きたいものだ。
今年の３月でシルバーの仕事が終わったので（81さい）嫁に行った娘に案内されて３泊４日の旅をしてきた。いつも自分一人でゆっくり旅をしたいと思っていたが、やはり寄る年波には勝てぬと見えて、娘の案内がなければ、何にもわからずじまいであった。こんなはずではなかったのだが、８１歳という寄る年波には勝てぬと見えて、家内と自分はただ娘の案内についていくだけであった。何年振りかの旅行で非常に楽しく過ごせた。６０代のころは一人でゆっくり旅をすることが夢であったが、やはりすべての点でボケの症状が出てきている。老々介護にならないように気をつけねばならない。人との交流がないとボケになる確率が高いというので、９月からシルバー大学一週間に二日間言って皆と交流をしている。シルバー大学といっても難しいことはなく健康と人づきあいが主の用だ。ちなみに自分はパソコンを一からやり直すつもりで入学したのだが・・・
