バレンタイン（日記）

　今日はバレンタイディだ。今年も早くからバレンタインのチョコの話題がテレビや町の噂で盛んだった。自分も定年退職して１７年になるとチョコの来るのが、孫ぐらいしかない。自分も思えば在職中はまぁ少しは送られたのだが、職場の中にはチョコの数の多さを、さもも自慢げに、見せびらかす上司がいた。当然単なる義理チョコだが、自分に言わせれば、それは義理チョコではなく、義務チョコのような気がする。送るほうも実際送りたくないが、送っておかなければ、その上司からどんなとばっちりが来るかもしれない。そんな気持ちで送っている人も多々あるようだった。当時自分はそんなチョコの数で人間の価値が決まるなんて、おかしいと何時も思っていたようだ。こんなことを言うと、もらうチョコが少ない人間の「ひがみ」だといわれるかもしれないが、確かにチョコの数を自慢している上司がいた。