朝の散歩中、藪の中でもうコオロギの鳴き声を聞いた。暑い日が続いているが、秋が近づいているようだ。自分は兄弟が多く、就学前は、よく父方の実家に預けられた。父方の実家は周りは松林で囲まれていて、夏はヒグラシ、秋はコオロギをはじめ秋の虫のなきごえの合唱を聞きながら育った。その時の祖母の話で、コオロギは「トトカカ、トトカカ、寒さが来るから・・・」と冬支度の準備をするように、鳴いているのだと教えられた。「暑い、暑い日が続くが、田んぼの中を散策すると、稲はもう刈り取りを始められるように頭を下げている。来月には台風も来るだろうし、コオロギの鳴き声に急かされて、冬の準備をしなければならないか・・・・
ここ１週間ぐらい、ネット環境が悪く、日記を書くことが出来なかった。どうもワイハイの設定がうまくいかないのであるようだ。業者にやっと来てもらって、なんとかネットにアクセスできた。シルバー大学では、ワード、エクセル、を習ったが、パソコンの設定や、ネットについては全く教えてもらわない。昨日は携帯電話の調子が悪く、AUに調子を直しに行った。今時昔ながらのガラ携帯など使っている人はいないようだし、スマホを進められるかと思ったら、さすがに８７歳の老人にはスマホは勧めてこなかった。デジタル音痴はこれからも苦労が多いいことになるようだ。
倅夫婦が山形に１泊旅行に連れて行ってくれた。すべて車だから年寄り夫婦ともども疲れることもなく、すべて任せきりの旅であったから、楽しめた。以前（娘が東北大学に学んでいたころ、仙台の七夕祭りを見に出かけた帰りに、山形の山寺に行ったことを思い出した。とにかく暑さで参ったことを思い出した。昨日から今日にかけても相変わらず厚い日であった。以前、山寺に参拝するのに暑さで我慢できなく、着ているものを脱ぎ、ランニング1枚で長い階段を上った記憶を思い出した。山形は冬も厳しい割には夏はこんなにも暑いのだろうか？。普段近くに住んでいる割にはあまり顔を見せない倅夫婦だが、毎日退屈な生活をしている老夫婦に結構気を使っているようだ。まずは感謝！！！
ここのところ、お天気が不安定な日が続く。今朝の散歩で雨に降られてしまった。30分位の時間であるから、大丈夫と思って何時もの時間に（午前４時３０分）出かけた。途中霧雨見たいのが降ってきたが、いつもの距離の半分まで来ていたので、散歩を続行した。やはり降られてしまった。よく散歩の途中で女の人が（年配者のようだが）傘を持って散歩している人に会うが、なるほど用心に超したことはことはない。でも、やはり傘を持参の散歩は何となく抵抗がある。健康のための散歩であるから、雨の降りそうなときは、中止すればいいことだ。でも、長年健康のための朝の散歩をしていると、天候や何かの都合で中止すと、何となく体の調子が思わしくない。最近は散歩中会う人は、お互い顔見知りになって、挨拶を交わすようになってきた。
シルバー人材センターの植木班のしごとを辞めて（定年、80歳）もう7年になる。今日はかってのお客さんの家々を散歩がてら（自転車で）見てまっわた。人材センターの後輩が良く引き継いで手入れをしているところもあるが、半数は植木の手入れもなく、庭の草取りもしてなく、荒れ放題の家が多々あった。ほとんどが空家同然の状態だった。自分がシルバーセンターで手入れをしていた時は、お客さんのほとんどが高齢者であったから、あるいはもう、他界されているのかもしれない。あとを引き継ぐ子どもたちがいるのか、いないのか、・・・そのうち「売り家の」紙が貼られることになるだろう。植木そのものは、松、いちい、モッコク、五葉松、木犀、その他もろもろ、毎年手入れをしていたから、それなりにいい庭であったが、今日見て回った限りでは8割がた（２０数件）荒れ放題であった。非常に残念な気持ちになった。最近の新築家屋の売り出しは、庭木など植えるスペースもなく、もっぱら草花のガーデニングだ。後々考えるとそれが賢明なことだ。
