（日記） 雨で今日は久しぶりに家で

　ここのところ、お天気が続いたので植木仕事が休みなく続いた。今日は雨なので落ちついて考えてみると、なぜこんなに仕事をしなければならないのか、いい加減いやになった。７６歳の老人がやることではない。しかし、植木屋さんがだんだん少なくなってきている状況では、シルバーの植木班は仕事が舞い込んでくる。シルバーもどんどん人数を入れればいい話だが、ところがシルバーに仕事を求めてくる人は多いが、植木剪定が出来ない人が多い。若いころから植木に興味を持っている人は、少なく即戦力にはならない。家内や娘にもういい加減にやめろと言われているが、後継者が何人か決まらなければ無責任にやめるわけにいかない。でも仕事があるということは、幸せなのだろう。

日記（空家がうえている）

　仕事上いろいろな所へ、植木の手入れに行くが、最近空き家が目立つようになった。
しかも家は結構大きく立派ない家である。その割に新築の家がどんどん建築されている。空家の多くは老夫婦が住んでいたらしい。そのどちらかがあの世に行ってしまったあと、残された片方が老人ホームに行ってしまうということらしい。その空き家は結構大きな家である。たぶん建てるときは。子供が成人して嫁さんをもらって、倅夫婦、孫と共に暮らすことを夢見て無理して土地を買い建物を建てたのだろう。しかし今の子供たちは親と一緒に暮らすことなどは考えていないらしい。その反面、最近大きな箱を組み合わせたような新しい家が沢山立っている。そこには若い夫婦と子供が楽しそうに暮らしている。何年かのちにはそこも空家と化していくのだろうか。