この間気が付いたい「野梅」の蕾が咲き出した。これから2月になると梅、さんしゅう、水仙と庭を賑わしてくる。因る年波で（86歳）体力が日に日に落ちてくるのがわかる。同時に頭の老化も感じられる。毎日の日課の散歩中、各家庭の庭木の花や草花が楽しみだ。自動車免許を返納してから、図書館通い（2週間に1度）が自転車なので、かなり苦痛に感じられる。行きは下り坂なので楽なのだが、帰りが上りになる。足が2,3日、だるくなる。いけない！！年寄りの愚痴が始まった。年金生活だが、贅沢しなければ、特に生活には困らないので、まあ、幸せなのかも・・・・
昨日からテレビではロシアのウクライナへの侵略のニュウスでいっぱいだ。いいかげんでもう戦争は止めてほしい。自分などはあの太平洋戦争で昭和20年3月9日～10にかけて大空襲で命からがら逃げて命拾いをしたので、戦争の怖さは人一倍感じるのだ。あの廣い国土を持つロシアは（中国も）まだ自分の領地を広げたいのかな・・・。人それぞれ考えが違うのだから、すべて自分の考えに（国の制度）しようという事はやめてほしい。
寒さが続いていて、しばらく盆栽棚を見てなかったら、盆栽の梅（野梅）の蕾が大分大きくなっていた。因る年波には勝てず、手入れもままならずになっていたが、ちゃんと時期には花を咲かせてくれる。しばらく梅の蕾を観察していたら、菅原道真の「東風（こち）吹かば匂い起こせよ梅の花、主なきとて春を忘れるな」という短歌を思い出した。人間は寒いとか、暑いとかわがままを言っているが、植物はちゃんと時期には花を咲かせる。「最近、寄る年波には勝てぬ」など、ぼやいているが、「しっかりせいと」盆栽の梅に「はっぱ」をかけられたようだ。
今日やっと３回目のワクチン注射が出来た。予約が取れずにおくれおくれての注射だ。でも、これでも早い方のようだ。特に今のところ体調に異常はないようだ。ワクチン接種３回が終わったといっても油断はできない。このコロナ騒ぎは何時治まるのだろう。自分などは年寄りなのであまり人の集まるところへは行かないが(最近足が悪くなって行くことが出来ないといった方が正確だが・・・）でも、たまには町に出かけてみたいと思ことがある。
図書館で借りてきたグレンミラーのCDをしばらくぶりで（18～20代の頃夢中になって聴いていたが）今、聞いてみたがあの頃の感動はどこへ行ってしまったのだろう。
音楽を聞くことは好きであったが、今も変わらないつもりであるが、聞いている時の感動は全く違う。それだけ年を重ねてきたため、すべての感情が鈍くなってきたのかもしれない。四季折々の光景の美しさは、若い頃よりは感じるのだが・・・この頃物忘れが激しく、今日も診察の帰り手袋を医院に忘れてきてしまった・・・
我ながら情けなくなってきた・・・・
