今日は家の庭木があまりにも、伸びすぎているので、家内からよそ様の植木ばかり選定しないで、たまにはうちの庭木を手入れしたら・・・と言われたので、それもそうだと思い手入れを始めた。いろいろ選定しているうちに、銀杏の木があまりにも大きくなってしまったので、銀杏の頭を短く切ろうとした。そのとき、ふと、思い出した。これは長男が幼稚園に行っている時に小さな銀杏の芽を植えていたものが、こんなに大きくなってしまったのだ。庭木選定に行っているあるお得意にも、同様なことがあって頭をちょっとつめて良いですかと聞いたところ、「それはせがれが子供のころ植えたものだ」「せがれの首を切るようなことはやめてくれ」と言われたことを思い出した。そうしたら自分も切ることをためらってしまった。でも、このままでは我が家の庭には大きすぎるので思案に暮れている。せがれも４５になる。せがれがこの銀杏を幼稚園から見つけてきて植えた頃が、我が家が一番幸せであったころのような気がした。
昨日孫と公園へ遊びに行った。孫は小４年でいたずら盛りで元気に、いろいろな遊具で遊んでいた。近くに鉄棒があったので、かつての懸垂では自信があったので鉄棒にぶら下がって懸垂を始めた。なんと２度しかできなかった。腕立て伏せも２０回は軽くできたのが３回ダウンであった。毎日植木仕事で忙しくしているので、体力の衰えは無いと信じていたが、まさかこれほどまで体力が衰えているとは思いもかけなかった。やはり年は争えないと、つくづく感じられた。毎日健康で仕事をしていても、年とともにどこからとなく、衰えてくるものだと改めて感じられた。健康には十分気を使い毎日を過ごしているつもりだが、人間はやはり（人間ばかりでなく）年とともに衰えていくものだと、改めて感じられた。
今月の８日からずーと、仕事は休みにしている。作業が外の仕事であるから一応熱中症を警戒して家でのんびり過ごしている。しかし、来週からは仕事を始めなければ今月中の予定が消化できないので、２０日から始めることになった。しかし、予報では８月いっぱい暑さは続くようだ。自分も７７歳を過ぎているので、無理はできないと自覚しているのだが、仕事が入ってくると、つい仕事についてしまう。シルバーは８０歳が定年なので、そこまでは何とか頑張りたいと思うのだが、息子や、娘が、家に来るたびにまだ続けているのかと、叱られ「７７歳はもうあの世からお迎えが来る年だよ」とたしなめられいる。でも、この植木屋仕事が好きで家にいても、することがなく、現役を６０歳定年で過ぎた後は、家の実権は家内に移り、家で小さくなっているのも辛いものなのだ。この暑さにめけずもうちょっと頑張ろうかな。
昨日はしばらくお天気が安定していなく、植木仕事も休みがちであったが、久しぶりに朝からいい天気なので、３人でお得意さんの植木仕事をした。しかし天気がいいのは良いが、気温のほうが３７度近くに上がってしまって、一人は熱中症で顔色が見る見るうちに青ざめダウンしてしまった。そういう自分も耳鳴りがしてきて、声がかすれてきた。頭から水道の水をかぶりながら、何とか作業は終えることができた。寝中症で倒れた相手は、帰宅後彼の内に電話で奥さんに様子を聞いてみたら、まあ、落ち着いてきたようであった。来週いっぱい休みにして少し体力をつけてから仕事を進めようということになった。自分も当日は熱中症になりかけたり、くまんハチに手を刺されだいぶはれ上がりその晩は湿布をして休んだが、痛みはかなりひどいものだった。
梅雨の戻りとも思えるような毎日がつついている。地方によっては雨のため災害が続いている。自分たちも仕事が外の仕事（植木や）であるため、毎日が気がもめてしょうがない。この間（７月２９日）天気予報では降っても小雨でしかも午後は晴れるということであったので。作業をすることにした。ところが仕事を始めてすぐに振り出し、しかも一日中かなり強い雨が降り続いた。シルバーの仕事であるから遅くも３時には終わるのであるが、その日は午後５時３０分まで作業をした。家に帰って家内の第一声が、「好きなこととはいえ、気違いじみている。」「何も７７歳もなってすることではない」と、大小言を言われた。でも、はたはどうみているか知らんが、自分としては、結構楽しんで仕事をしているつもりなのだ。自分は仕事が休みのときは、図書館へ、あるいは、自宅でパソコンをしているだけの、無趣味の男なのだ。子供のころから貧乏でどこにも出かけることもなかったから、あまりよその土地へ出かけようともしない。ただ、定年退職の時娘に京都見物をつれちってもらった時は、世の中がすごく明るく感じられた。何しろ自分は高校を卒業するまでコーヒーの味を知らなかったにだから・・・。
