今年はサツキ盆栽の花が中々咲かない、６月初旬にはだいたい満開になるのだが、毎日水やりをして観察しているが、ぽつぽつしか咲いてない。花芽ももうかなり大きくなっているはずだが、見ている範囲では、花芽らしきものが見当たらない。やはり、年齢と共に盆栽の手入れが、体力的に厳しくなってきて、かなり手抜きをしたことが原因かもしれない。盆栽のなかでもサツキ盆栽は植替えは2～３年おきにしなければならず、散水は夏の時期には朝、夕、と２回しなければならず、結構大変なことことなので、加齢とともに、つい、さぼりがちになってしまったことが原因だろう。これからは年に合った盆栽の数に整理していこう。趣味も自分の年に合った数を考えながらすることにしよう。盆栽に限らずすべて、年を考えてやらなければならないと、つくづく思った。
ここ２・3日 夏のような日が続く。日課の朝の散歩も家につく頃は少し汗ばむようになってきた。散歩のコースをいろいろ変えて楽しんでいるが、初夏の日に照らされてモッコク、山茶花の新芽が特に目に染みるようだ。植木屋仕事を３年前までしていたが、モッコク、山茶花の新芽がこんなに輝いてきれいだとは、今まで気が付かなかった。これも年のせい（老化が進んでいるいる）かも知れない。庭のサツキ盆栽もボツボツ花が咲きだした。これからしばらくは退屈せず日々を過ごせそうだ。散歩の途中の田んぼも植えた稲がしっかりして、稲の株も心なしか増えたようだ。
シルバー人材センターのころの後輩が今朝来た。仕事のこと（植木剪定）で分からないことがあるのでということだった。シルバーの仕事を定年で辞めて約３年になるが、今でも頼ってくれることに、うれしく感じた。自分が退職したその後のことがいろいろと聞くことが出来て、懐かしく出来ることならまた仕事に戻ってみたいと思った。８０定年ということで仕事を辞めたが、まだまだ仕事が出来そうな気もしている。今は年金制度があるから生活には困らないが、暇の多いい毎日には閉口する。シルバー大学に通っているが、週１日なのでやはり退屈している日が多い。旅行もするが、金銭面でそう度々出かけるのとはできない。年に、春、夏、秋、冬、と４回ぐらい行っているが、それでも暇な時間は多いいような気がする。こんなことを言うと現役でバリバリ働いている人から、お叱りを受けるかもしれないが、人間、元気で毎日働けることが、一番幸せだと思う日々である。
今日は朝から晴れ晴れとした天気なので、日頃から気にかけてた、盆栽の鉢の草取りをした。鉢の草取りは今年に入って今日で３度目だ。盆栽の育ちはイマイチだが、鉢の草だけは育ちが良く、何か草の生えない良い方法はないものかと考えながら手入れもした。最も鉢に草が生えないようでは、盆栽の育ちも悪いので、これは盆栽愛好家にとっては致し方無い。唯、年を重ねるごとに草取りは苦痛になってきた。盆栽の手入れも最近では苦痛に感じるときがしばしばである。思えばこの盆栽も４０年も育ててきた。８３歳になる自分には何時まで手入れが出来るか、あと２～３年かもしれない。
連休もあと１日になってしまった。今日は娘の家の植木の剪定を頼まれたので、久しぶりに植木ばさみを握った。３年近くブランクがあると、梯子の高い所はやはり怖さを感じる。いや、年のせいかもしれない。昼に手入れは終わったので、近くにそばの美味しい所があるというので、そこでご馳走になった。来週からシルバー大学校が始まるので、退屈な日々も少しは緩和されるだろう。人間やはり何かしていないと精神的に不安になる。今の高齢者はまだまだ体も動くし充分働けると思うが、せめて希望者だけは７５歳まで働くことが出来るような、社会になってほしい。自分は現在８３歳だが、８０まではシルバーセンターで仕事をしていた。仕事をしていると体ばかりでなく精神的にも良いと思う。
