翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

自分が思うほど…

2006年04月10日 | 英語・翻訳

これまで多くの生徒を見てきて、

(A) できる人ほど、難しい、と言う。

(B) 中途半端な力の人ほど、易しい、と言う。

いざフタを開けてみると、

(A) 難しい、と言っていた人ほど、よく出来ている。

(B) 易しい、と言っていた人ほど、修正される。

これだけは、本当に昔から変わらないですね。

そして、これはとりもなおさず、基礎を重視するか、軽視するかと同じ。

対面する場合は、態度ですぐわかる。

通信など顔は合わさない場合は、読めばすぐわかる。

 

もっとも、(B)類型にも2種類あって、

自分でそれに気づく人 と そのまま突っ走る人。

かくいう私も、「自分で気づいた人」に属します

学習を始めた頃は、模範文より自分の訳文の方がいいと思ったこともありました

そう思っていた(=勘違いしていた)時期は当然ながら実力はつかず、

後に「無知の知」=謙虚に学ぶ姿勢になってからですね、力がつき始めたのは。自分でもわかりましたから。

 

 

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