
中島義道著、PHP新書032刊
私の好きな変人の中島さんの著作を読みました。確か最初に読んだのは「うるさい日本の私」で、なるほどなぁ、と”目から鱗”状態で読んだ内容が本書にも登場し、日本に独自のコミュニケーションの分析を展開しています。是非は措くとして、日本人に固有と思われる場を巡る言葉の遣り取りと、その背後の駆け引きは、日本人以外には理解しにくいと思います。
中島さんは、幼少期からコミュニケーション能力が低い一方、知的に早熟で秀でていたために、社会に適応する能力が低くても許容されていたのでしょう。しかし、今日の日本では、社会全体の許容領域が少なくなっているので、あらゆる面を浸食している”ダブルスタンダード”を理解せず、社会と折り合いを付けられない子供や大人が増えているように思います。生き辛さを感じている人にお勧めしたい著作です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/中島義道
http://matome.naver.jp/odai/2136488343963748601
http://toyokeizai.net/articles/-/15158
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評価は4です。
======= 写真 ========
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私の好きな変人の中島さんの著作を読みました。確か最初に読んだのは「うるさい日本の私」で、なるほどなぁ、と”目から鱗”状態で読んだ内容が本書にも登場し、日本に独自のコミュニケーションの分析を展開しています。是非は措くとして、日本人に固有と思われる場を巡る言葉の遣り取りと、その背後の駆け引きは、日本人以外には理解しにくいと思います。
中島さんは、幼少期からコミュニケーション能力が低い一方、知的に早熟で秀でていたために、社会に適応する能力が低くても許容されていたのでしょう。しかし、今日の日本では、社会全体の許容領域が少なくなっているので、あらゆる面を浸食している”ダブルスタンダード”を理解せず、社会と折り合いを付けられない子供や大人が増えているように思います。生き辛さを感じている人にお勧めしたい著作です。
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