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読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ひとりぼっちの英雄 植村直己、テレビ朝日発行

2009年03月18日 19時01分55秒 | ■見る
もう大分前に植村直己さんを主題としたノンフィクションを読みました。明治大学の在学中から、コツコツと努力を重ね、六大陸の最高峰を制覇して行く。その合間には、北極や南極への冒険旅行をして行く。その一途な生き方に圧倒されました。
同級生で雰囲気が似た親友がいました。彼は、キャンプや山歩きが好きで、まぁ、興味のない私も一緒にあちこち連れ回されました。今となっては懐かしい想い出ですが、積極性も関心もない私にとっては、半ば迷惑な感じでした。冬の渓流をフツーの格好で上っていったり、ろくな装備のないまま、12月31日に山に登りキャンプしたり。
その彼は、本当に、好奇心の塊で目標を決めると一途に突き詰めて取り組むタイプでした。植村さんは、その度合いが非常に強いのだと思います。そうした基礎に資質が重なって世界的な一流冒険家に成長したのでしょう。私は、植村さんと、新田次郎の「孤高の人」の主人公が重なります。どちらも気高く素晴らしい人間像であると思います。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/植村直己
     http://www3.city.toyooka.lg.jp/boukenkan/index.html
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本ビデオは、そうした植村さんがマッキンリーの冬山単独行に挑戦し、成功したものの、遭難し帰らぬ人となるまでが冒頭と最後に分けてあり、その間に、氏の出身地の紹介や大学時代に始まる冒険等を簡単になぞっています。非常に淡泊な造りですが、奥様が出ており、目を惹きました。
評価は3です。

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