尾久彰三著、バジリコ刊
著者は日本民藝館の学芸員で、本書は3部構成です。第1部は芸術新潮の特集記事のために李朝へ膳を買い求める旅の記事、第2部は雑誌に連載されたエッセイ、第3部は日本民藝館の主催した韓国の旅をレポートしたものです。
紹介された品々は、雑誌連載のものが素晴らしく雰囲気のある写真が掲載されていますが、これは大屋孝雄さんという古美術を中心に撮影しているカメラマンとのこと。対象の魅力を浮かび上がらせるためには、どの角度から写すのか、照明をどの様に当てるのかが最も重要であると思いますが、奥深い技術が要求されると共に、作品を理解する豊かね見識が必要なのだろうと感じました。
尾久さんの文章は、自在で深い知性を感じるものでした。韓国とその文化に対する愛情は、骨董品を通して得られただけでなく、それまでに巡り会った韓国の方々との交流から生まれたもののようです。作品の紹介と魅力について、成る程なぁと感じましたが、残念ながら民画の魅力は理解出来ませんでした。
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URL => http://www.sankei.com/life/news/150322/lif1503220036-n1.html
https://buaiso.com/ki/info/event/2756.html
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
著者は日本民藝館の学芸員で、本書は3部構成です。第1部は芸術新潮の特集記事のために李朝へ膳を買い求める旅の記事、第2部は雑誌に連載されたエッセイ、第3部は日本民藝館の主催した韓国の旅をレポートしたものです。
紹介された品々は、雑誌連載のものが素晴らしく雰囲気のある写真が掲載されていますが、これは大屋孝雄さんという古美術を中心に撮影しているカメラマンとのこと。対象の魅力を浮かび上がらせるためには、どの角度から写すのか、照明をどの様に当てるのかが最も重要であると思いますが、奥深い技術が要求されると共に、作品を理解する豊かね見識が必要なのだろうと感じました。
尾久さんの文章は、自在で深い知性を感じるものでした。韓国とその文化に対する愛情は、骨董品を通して得られただけでなく、それまでに巡り会った韓国の方々との交流から生まれたもののようです。作品の紹介と魅力について、成る程なぁと感じましたが、残念ながら民画の魅力は理解出来ませんでした。
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URL => http://www.sankei.com/life/news/150322/lif1503220036-n1.html
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