堀辰雄著、横浜録音図書発行
聞き終わるのに非常に難渋した作品でした。描写が非常に平坦で、自分の行為にも「まるで・・・のように」という、異質な表現が多かったからです。また、朗読も、作品の持つ暗い雰囲気を助長するようで、滅入るような感じがしました。しかし、下記のURLによれば、作者は、明治38年生まれで、本作は昭和11年当時のものだそうで、分かってみれば、表現の仕方が異質なのは、当時にあってはモダンな言葉遣いや文化を表出した作品であるからだと思います。無知蒙昧な私は、作者がそんなに昔の人だとは思いもしなかったからです。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/堀辰雄
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この間読了したジョン・ル・カレの「影の巡礼者」と同様、ある程度、作品の位置づけやバックグラウンドを理解していないと、理解できるものも出来なくなってしまうことを痛感しました。
評価は3です。
聞き終わるのに非常に難渋した作品でした。描写が非常に平坦で、自分の行為にも「まるで・・・のように」という、異質な表現が多かったからです。また、朗読も、作品の持つ暗い雰囲気を助長するようで、滅入るような感じがしました。しかし、下記のURLによれば、作者は、明治38年生まれで、本作は昭和11年当時のものだそうで、分かってみれば、表現の仕方が異質なのは、当時にあってはモダンな言葉遣いや文化を表出した作品であるからだと思います。無知蒙昧な私は、作者がそんなに昔の人だとは思いもしなかったからです。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/堀辰雄
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この間読了したジョン・ル・カレの「影の巡礼者」と同様、ある程度、作品の位置づけやバックグラウンドを理解していないと、理解できるものも出来なくなってしまうことを痛感しました。
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