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読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

バガボンド

2011年03月02日 19時10分26秒 | ■読む
井上雄彦著、講談社刊
かつて、夢中で読んだ漫画を読まなくなって随分経ちます。昨年から、昔の漫画を読むようにはなりました、かなり限られた範囲の作品です。たまたま、読んだ「バガボンド」にビックリ。作者は「SLAM DUNK」の井上雄彦さん。息子が夢中で読んでいた作品で、その影響からか、息子はバスケットをやるようになりました。しかし、私は「SLAM DUNK」に興味はなく、こんな漫画が流行なんだなぁ、といった感想でした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/バガボンド
     http://ja.wikipedia.org/wiki/井上雄彦
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しかし、本作では、本当にビックリしました。吉川英治原作の「宮本武蔵」は読んでいませんが、ラジオドラマで放送された徳川夢声さんの作品はすべて聞いているので、あらましは承知しているつもりです。それが、漫画となって読み進めるにつれ、何とも桁外れの表現に驚いたのでした。
一つは、描画力の凄まじさ。こんな絵は見たことがありません。徳川夢声さんが演じ分けた人物にも劣らない、人物の描き方に感動しました。2つに独自の人物設定。佐々木小次郎が聾唖者であるとは。奇想天外です。
まだ完結していませんが、作者の力闘に今後も期待して読み進めたいと思います。
評価は4です。

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