
極めて短い作品70編を収録した短編集です。タイトルの「SUDDEN FICTION」とは、本書の編集者が、関係者と知恵を出し合い作り上げた名称です。「ショート・ショート」よりも短い、ごく短い作品を選りすぐったものです。それにしても70もの短編集は、読んでいて疲れます。短いのは2ページ程度で、長くとも6ページくらい。作品世界を理解するためには、かなり集中して読まなければなりません。ある程度長い本は、その点で気安く読んでいる事を自覚しました。
その上、起承転結の構成は殆どありません。いきなり幕が上がって、「なんだろーなー?」と思っている内に終わってしますお芝居のようです。おまけに、「SUDDEN FICTION」の定義を巡って、巻末に収録作品の作者の定義がずーっと掲載されています。巻末まで大分ページがあるのに、収録作品が突然(SUDDEN)終わり、以下延々と並べられ、これが結構きつい。
そんなこんなで読み終えるのに時間が掛かり、気力が要りました。恐らく10代に読むと、それぞれの作品の持つ味わいが、より真っ直ぐに心に飛び込んでくるのではないかと感じました。ちなみに訳は、お二人で、内一人は村上春樹さんです。
評価は3です。
その上、起承転結の構成は殆どありません。いきなり幕が上がって、「なんだろーなー?」と思っている内に終わってしますお芝居のようです。おまけに、「SUDDEN FICTION」の定義を巡って、巻末に収録作品の作者の定義がずーっと掲載されています。巻末まで大分ページがあるのに、収録作品が突然(SUDDEN)終わり、以下延々と並べられ、これが結構きつい。
そんなこんなで読み終えるのに時間が掛かり、気力が要りました。恐らく10代に読むと、それぞれの作品の持つ味わいが、より真っ直ぐに心に飛び込んでくるのではないかと感じました。ちなみに訳は、お二人で、内一人は村上春樹さんです。
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