進藤榮一著、講談社現代新書刊
本書はアメリカの凋落とアジアの勃興という内容の本です。参考になる事柄もありましたが、取り立てて新しい概念を見つけることはありませんでした。一方で、著者は、アメリカを「アメリカ」、「米国」、「帝国」、「アメリカ帝国」、「大米帝国」という呼称で表現しており、議論に冷静さが欠ける印象を持ちました。また、重要な発言の裏付けがなかったり、結論だけを述べている箇所もあります。更に、国際社会の中で日本の進むべき方向を論じる際に、国々固有の歴史的事情を無視するなどは放言に近いとも感じました。総論としては同感ながらも、品位と説得力に欠ける著作でした。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/進藤榮一
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評価は2です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
本書はアメリカの凋落とアジアの勃興という内容の本です。参考になる事柄もありましたが、取り立てて新しい概念を見つけることはありませんでした。一方で、著者は、アメリカを「アメリカ」、「米国」、「帝国」、「アメリカ帝国」、「大米帝国」という呼称で表現しており、議論に冷静さが欠ける印象を持ちました。また、重要な発言の裏付けがなかったり、結論だけを述べている箇所もあります。更に、国際社会の中で日本の進むべき方向を論じる際に、国々固有の歴史的事情を無視するなどは放言に近いとも感じました。総論としては同感ながらも、品位と説得力に欠ける著作でした。
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