読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

沢村貞子という人

2024年10月04日 08時46分17秒 | ■読む

山崎洋子著、新潮社刊
私の若い頃、沢村貞子はテレビでおなじみでした。
その沢村さんのマネージャーが、沢村さんの没後、周囲の沢山の勧めによって執筆した著作です。

世間を知らないまま沢村さんのマネージャーになり、沢村さんの導きで仕事を覚え、後には、沢村さん以外にも著名な芸能人を抱える事務所を営むようになったのだそうです。
30年余の時間を共にした著者ならではと思える数々のエピソードによって、沢村さんの人となりが鮮やかに浮かび上がってきました。
同時に、沢村さんへの敬慕と尊敬の念の深さにうたれました。
困難な道を好んで歩むように思える沢村さんの生き方に感銘を受けました。
数多のエピソードを重ねて故人を生き生きと描く手法が効果的でした。
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沢村貞子  ○山崎洋子
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評価は4です。

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カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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