森村誠一著、KKベストセラーズ刊
森村さんの多くの書籍をたびたび目にしてきましたが、私が読んだのは本書が初めてです。元々推理関係の小説は好みでないためです。映画化された作品もあり、非常な多作な作家で、一時「悪魔の飽食」でバッシングを受けた事などが印象に残っています。
著者は1933年生まれで、本書が出版された2011年当時は78歳。後期高齢者になり、七十代の坂を登っておられる時期です。本書で著者は「覚悟」という言葉をキーワードとして使っています。
○第一章:覚悟の時代がはじまった
○第二章:覚悟ある老いと覚悟なき老い
○第三章:老いを迎えるのに必要な覚悟
○第四章:老いとがっぷり向き合う覚悟
○第五章:老いとは孤独であると知る覚悟
○第六章:老いを友として生きていく覚悟
○第七章:余生でお金とつき合う覚悟
○第八章:歳をかさねても健康である覚悟
○第九章:生涯現役で生きていく覚悟
おおよその内容が分かると思いますが、現役時代に求められる「覚悟」が、実は老いを迎えるこれからも、より厳しく自分に求めて行くことが必要であること。それは、組織に属さない故に、自身でしっかりとコントロールすべきであることが基礎となって、様々な局面での心構えが示されています。著者がどのような方か知りませんが、端正で知的な容貌に沿った、知的で内省的な内容でした。
-----------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/森村誠一
http://morimuraseiichi.com/
-----------------------------------------------
評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
森村さんの多くの書籍をたびたび目にしてきましたが、私が読んだのは本書が初めてです。元々推理関係の小説は好みでないためです。映画化された作品もあり、非常な多作な作家で、一時「悪魔の飽食」でバッシングを受けた事などが印象に残っています。
著者は1933年生まれで、本書が出版された2011年当時は78歳。後期高齢者になり、七十代の坂を登っておられる時期です。本書で著者は「覚悟」という言葉をキーワードとして使っています。
○第一章:覚悟の時代がはじまった
○第二章:覚悟ある老いと覚悟なき老い
○第三章:老いを迎えるのに必要な覚悟
○第四章:老いとがっぷり向き合う覚悟
○第五章:老いとは孤独であると知る覚悟
○第六章:老いを友として生きていく覚悟
○第七章:余生でお金とつき合う覚悟
○第八章:歳をかさねても健康である覚悟
○第九章:生涯現役で生きていく覚悟
おおよその内容が分かると思いますが、現役時代に求められる「覚悟」が、実は老いを迎えるこれからも、より厳しく自分に求めて行くことが必要であること。それは、組織に属さない故に、自身でしっかりとコントロールすべきであることが基礎となって、様々な局面での心構えが示されています。著者がどのような方か知りませんが、端正で知的な容貌に沿った、知的で内省的な内容でした。
-----------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/森村誠一
http://morimuraseiichi.com/
-----------------------------------------------
評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます