
2014年公開のイギリス、アメリカ合衆国、ドイツの合作映画です。ジョン・ル・カレの同名小説を原作とした作品で、ドイツのハンブルクを舞台にした国際テロ組織を追う諜報機関の苦闘を描いています。
ある時、不審な青年が密入国したという情報を得て調査を開始すると、イスラム過激派組織の一員として国際指名手配されている人物だった。その目的を探るため密かに調査を始めるが、思わぬ横やりが入り・・・・。
ル・カレの原作に相応しい(と思える)脚本、演出に加え、主演のフィリップ・シーモア・ホフマンが素晴らしくてしびれました。本作はホフマンが亡くなった年に製作されているようですが、これ程の俳優の死が惜しまれます。他にも、アメリカの俳優陣としてウィレム・デフォーやロビン・ライト、ドイツのニーナ・ホスなど、脇役陣も素晴らしい。今時の派手なアクション映画も好みですが、こうした作品も良い。余韻の残る素晴らしい作品でした。
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○誰よりも狙われた男 ○フィリップ・シーモア・ホフマン
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評価は5です。
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〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその2
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