読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

夏野菜の漬物

2020年08月18日 15時46分24秒 | ■味わう

色々な漬物がありますが、歳と共に食べる機会が減っています。理由は、主食の米の量が減ってきたので、漬物の出番が減ってきたからです。一膳を食べ終わるのが早いので、箸休めのように漬け物を食することが減り、心掛けないとせっかくの漬け物が残ってしまうことが重なったから、自然に登場する機会が減ったように思います。また、塩分の取り過ぎが良くないという知識に加え、新陳代謝の低下故か、塩分への欲求が減っているように感じます。

一方で、野菜と肉は、毎日食べるように心掛けており、特に、自分でも食事を作るようになってからは、美味しいおかずの作り方を考えるなりました。それで、数年前に、本格的な漬け物に挑戦しようと思い、名高い方が執筆された漬け物のハウツー本を購入しました。・・・しかし、これが酷く面倒くさい。私はコスパで考える質なので、一読して向いていないと気付いて止めてしましました。

私が食事を作るようになって5年目で、長らく家族の食事を作ってきた妻の足下にも及びませんが、それでも、少しずつコツが分かってきたので、たまに思いつきの料理を試してみます。今夏の成功レシピは「夏野菜の漬け物」です。

最初は、キュウリとなすを薄めに刻んで出汁の素と塩を少量加え、良く揉み込んでからビニール袋に入れてから冷蔵庫で2日ほどで美味しく食べられました。何度か繰り返す内に、瓜と茄子、それにミョウガを刻んで、出汁の素、塩に酢とみりんを少量加えて作りました。これで一応レシピが固まりました。

素材の味を味わうには塩だけで良いのでしょうが、先頃読んだ本によれば、旨味は様々な味の重なりにより深まるとのことなので、最近は、多くの料理で隠し味として、いくつか調味料を少量加えています。これを漬け物にも応用しました。

今回は、素材に、瓜(画像:A)、茄子(画像:B)、茗荷(画像:C)に葉生姜(画像:D)を加えました。葉生姜は細かめに刻みましたが、それ以外はいつもより厚めに切りました。刻んだものをボールに入れ、出汁の素、塩、酢、味醂を加えて、軽く混ぜて(画像:E)から、ビニール袋に入れて、しっかり空気を抜いて封をして(画像:F)冷蔵庫に入れれば、1日程度で食せます。早速食しましたが、味付けは薄いながらも素材の味が生かされて美味しくいただけました。特に葉生姜が良い働きをしていました。

調味料の量は、いずれも、かなり少なめです。今回の素材の重量は、カットして調味料を加える直前で合計1.1kgでしたが、いずれの調味料も大さじ1程度でです。薄味を旨として適当に加えていますが、もし作る場合には、少量から初めて、出来上がりの塩梅で、少しずつ調整すると良いと思います。

最近では薄味にすっかり慣れてしまい、薄味の方が、かえって素材の味が楽しめて良いと感じます。なお、食べ終わるまで、ビニールに入れたまま、出てくる液に浸かる状態にしておくと良い感じです。お試しあれ。

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